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秋の七草のひとつフジバカマ。 数年前に買って結局のところ持て余し、 IIDの庭の七草花壇に仲間入りさせてもらって生き返りました。 そんな話をらふとでしたときに、「フジバカマってどんなはなでしたっけ?」と言いながら うさ村さんが見せてくれたのがこの本でした。 絵と文 大野八生 株式会社アートン ガーデニング雑誌「BISES]に連載されたエッセイ「裏庭に咲いた話」から改題し単行本化された本。 目次をみるとありました。 探し当てたページを開くと、こんなイラストが目に飛び込んできました。 私の貧相なフジバカマとは大違いですが、たしかにこのお花です。 添えられた文章を読むと、お庭の手入れを手伝っていたお宅で 鉢植えのフジバカマを庭に移植したいと頼まれたことがあって 「すごく増えますよ」と念を押しつつも植えてみたフジバカマ。 数年経って「あのね、あなたに植えていただいた花が毎年とてもよく咲いてくれるのよ」 という電話をいただいたので、見にいった庭のようすのようでした。 そこで目にしたのは、茎が1メートル以上に伸び、庭中を包んでしまうほどワサワサと奔放に育ったフジバカマの姿でした。「少しくすんだ色が秋らしいわね」と家の方はにっこりと嬉しそうでした。 大野さんが終わりを知らない勢いに内心、不安を募らせたというフジバカマの生命力。 確かに、私が2~3年放りだしていたのに、小さな鉢の中で生きながらえていました。 いつか、IIDの庭で「こんなに茂っちゃって困ったもんだわ」という日がくるのかしら、 とその時は正直信じられない気持ちがありました。 そして、11月のある日、こんな風景に出会いました。 それはJAのイベントの準備でIIDにでかけた日のことでした。 気持ちのよいお天気だったので、世田谷線の宮の坂駅まで歩くことにしました。 途中でパン屋さんに寄り道して、烏山川緑道をぶらぶら歩いていくと、 前方に薄紫の花をつけた草が茂っていました。 もしやと近づくと、なんとそれはまぎれもなくフジバカマでした! この花のもわもわっとした感じと色が好きなんです。 私の鉢植えの花はもっと淡い色で勢いもなかったのは、栄養不足だったのね。 以前はよく道端に自生していたそうですが、今はどんどん減っていて、 野生種は環境省の絶滅危惧種に指定されているのだとか。 私が買ったのは品種改良された園芸種のようですが。 ネットでフジバカマを検索していたらこんなサイトを見つけました。 京都の街角でフジバカマの花が見られる日も来るのでしょうか。 注文していた大野さんの本が届いたので、今年の秋にまたあの道でこの花に 出会うことを忘れないようにと、書いておくことにしました。 ++++ ++++ フジバカマ:キク科の宿根草。 中国原産だが、万葉集にも詠まれているように古くから親しまれてきた。 秋の七草のひとつ。袴を帯び、花の色が藤色をしていることから、 フジバカマと呼ばれる。 乾燥した葉や茎は桜餅を思わせる芳香がする。
by gongxifacai
| 2009-01-06 01:47
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Comments(2)
おはようございます。
どうぞ、今年もよろしくお願いいたします! 秋になると菩提寺の裏庭にこの花が咲きます。(寺の裏庭といっても明るい感じです。お許しください) 決して華やかな姿ではないのに、元気いっぱい伸びのびしている様子が目をひきます。 どんな香りなのでしょうか?今年はぜひ確かめてみたいです。
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gongxifacai at 2009-01-07 15:02
まつかぜさん、こちらこそよろしくお願いします。
菩提寺は都内ですか? 私はお寺も好きですし、 「変な人」と言われますが墓地も好きなんです。 (中野では墓地を見下ろす部屋に住んでいました) なので、お寺の裏庭はもちろん気になりません。 それどころか、お似合いだと思います。 生の状態では香らないんだそうです。 乾燥させて、お風呂にいれると「桜餅風呂」が楽しめます、かも(笑)
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