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ヒナタノオトやらふとの展示でお見かけする花のあしらいにはいつも心惹かれます。 そのお花はイナガキさんの相棒・ホンマさんの手によるものです。 前回、萩原千春さんの個展白のニュアンスで、 千春さんの新しい花器にホンマさんが花を活けて見せてくださいました。 「いつか、ホンマさんのワークショップしてください」とお願いしていたのは 私だけではないはず。 でも表にでることを好まないホンマさんが「ホンマユミコ、花を活ける!」 なんてことを承諾されるはずもなく、 きっと実現しないだろうなぁ…な~んて諦めていました。 そんなファンの気持ちを察して、イナガキさんがすてきな企画を立ててくださいました。 この時期の鴨川(←千葉県ですよ:笑)は夏蜜柑の花盛り。 それも、なんと花と実が一緒に楽しめる時期なんだそうです。 それでタイトルが花蜜柑の会 日曜日、お二人は準備のためにヒナタノオトを閉めてから車を飛ばして鴨川へ。 花の香りは、夜になると湿度のせいで地面近くにおりてくるので、 鴨川に着くなり蜜柑の花の濃密な香りに包まれたようです。 「暗闇に香りが見えるようでした」とうっとり顔のホンマさん。 ホンマさんが花を活ける時に心掛けているのは「器を見せる花」ということ。 仕事柄とうぜんと言えば当然ですが、その一歩引いたところが魅力なのかなぁ。 「ああ私もこの器にこんなふうに活けたい」と思って買ってしまいましたもの:笑 さて、実際に活けながら教えていただきます。 初めは大きな器から。私が選んだのはこちらの千春さんのピッチャーです。 お茶をいれる時と一緒で、酸素の多い新鮮な水がよいのです。 実のついた枝があったので、それをポイントに使いました。 「器と植物がうまく落ち着く場所が必ずあるので、そこを探してください」 枝をあちこち動かしてみます。なんとなく止まりました。ここかなぁ? そして、足りないところに花や枝を足して、重なっている余分な葉を落として、 こんな感じになりました。 次に小さな器を選んでということで朋子さんの「古曲の瓶」を選びました。 とても面白く活けられたと思ったのですが、残念なことに写真がありません。 他のみなさんのお花たち。 これが夏蜜柑の花です。クチナシのような香りです。 ヒナタノオトのピッチャー総動員。 この色はお花選びがちょっと難しい。 平らなお皿でも、 小さな器でも、たちまちステキな花器に変身です。 そうそう「器の口を覆いすぎないこと」も重要だそうです。 今回は鴨川の山で採ってきた植物を使ったので、枝ぶりなど自然で趣があり うまくそれを見つければ、もう器に置くだけで決まってきまうこともありました。 場所がヒナタノオトということで、それに応えるような器がたくさんありましたから。 たとえば買ってきた花の場合、大きさも揃っていて真っ直ぐで なんだか奥行きがでない、そういう場合はどうしましょうか、とお聞きしたら 「ハーブでも雑草でも、自分のお家にある植物を足してみてください。 そうすると動きがでます。野菜でもいいんですよ。 パセリ・セロリの葉・ニンジンの葉もかわいいですよ」 そ、そうかぁ…。 さて、花活けを堪能した後に、さらにお楽しみが待っていました♪ 夏蜜柑の宴(←私が勝手に命名)の始まりです。 ところが肝心な時に… ブロガーにあるまじき失態!カメラのバッテリーが切れてしまいました:涙 いちおう携帯で撮ってみましたが、料理は全滅でした。 かろうじて「ぱてしえ・ほんま」のケーキだけご紹介できるかしら…。 じゃ~~ん、ほんまご夫妻による夏蜜柑のケーキです。 熱いうちに夏蜜柑の絞りたてジュースに浸したもの、だそうです。 聞いただけでおいしそうでしょう。 じっさいにおいしかったです。思い出してももう一切れ!とお替わりしたいほど。 【記録としてのメニュー】 *夏蜜柑:一房ごとに背開きになっていました。←食べやすい♪酸っぱくてジューシー。 *サラダ:ロメインレタス・インゲン・ワカメ・ナツミカン(←覚えているだけで) *かつおのたたき:前日に勝浦でとれたかつおを夏蜜柑で和えて、ワカメ・大葉・ニンニクをのせたもの (シンプルにお刺身を醤油でもいただきました) *新ジャガのグリル *豆ごはんのおにぎり *梅酒・枇杷酒・日本酒(寺田本家の五人娘) (私が参加したのは「夜の部」でしたのでお酒がありました♪) お土産に夏蜜柑とワカメ、活けたお花+αをいただいて帰途につきました。 昼の部に参加されたまつかぜさんとrucaさんのレポートも合わせてお楽しみください。
by gongxifacai
| 2009-05-13 00:44
| ワークショップ
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Comments(12)
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Merry-Berries at 2009-05-14 05:31
ため息の出るようなとても素敵な会ですね。
東京に住んでいたら きっと絶対gongxifacaiさんに 連れて行ってもらったと思うわ~(笑) こんな風に素敵に お花を活けることができたら いいなぁ~! gongxifacaiさんのレポートにある 活け方のポイント メモしておきます! 素敵な展示や会のお知らせ 参考にさせていただきますね♪ レポートも楽しみにしています。
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まつかぜ
at 2009-05-14 10:42
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こんにちは。
新たな気持ちで、ホンマセンセイのお話を読ませていただきました。 同じ花、同じ器を使っても、違うものですね~ 楽しいです。 私は、自由にのびのびしている野の草花に圧倒されて、ちょっと腰が引けた状態で、花生けしていた・かも?でした。 でも、センセイが一枝動かすと、ぐっと奥行きが出て。今まで知らなかった世界を教えていただきました。
こんにちは。
夜の部も、花の影が映って、どの「作品」も素敵ですね~ >朋子さんの「古曲の瓶」を選びました 私が最後まで悩んだのが、まさにその「瓶」でした。 でも、せっかくの機会なので大きいものと思って、純也さんの方にしたのです。 huiziさんの、画像がなくって残念です。 ぱてしえ・ほんまのケーキには、蜜柑の皮のすりおろしも入って いたのですね。 昼の部は、ジュース夏蜜柑3.5個分!!で驚いていて そこまでたどり着けませんでした(笑)
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gongxifacai at 2009-05-14 21:51
お花好きなMerry-Berriesさんをお誘いしたかったですよ~~。
ホンマ語録、ぜひご活用ください。 5月はもう見たいものばかりで時間のやりくりが大変です。 上京の折には、ぜひ参考にしてください。 どおに行ったのか、ブログ楽しみにしていますよ。
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gongxifacai at 2009-05-14 22:01
まつかぜさん、昼間の光で撮った写真はとてもきれいですね。
ホンマさんが触れると、植物があるべきところに自ら動くようです。 一番いい姿を見て欲しいんでしょうか。 鴨川で自由に育った枝葉はもう個性的で、それをひょいとつまみあげ、 「ここに置くだけで、完成!」という組み合わせを見つけるのが上手な方も いらっしゃしました。 まつかぜさんの「追記」のお花、とても「らしく」ていいです。 朋子さんの器にぴったりですね。
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gongxifacai at 2009-05-14 22:08
rucaさん、確かに夜は影が美しいですね。
「古曲の瓶」は稲垣さんが写真に撮ってくださったかもと、 望みをつないでいます。 ああ、それにしてもあのケーキ、ぜひ商品化して欲しいですよね。 私はケーキを焼かないので、今度カステラを温めて夏蜜柑ジュースに 浸してみようかと…。 気分だけでも…、ダメでしょうか:笑
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エゾノコリンゴ
at 2009-05-15 20:10
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器がますます引き立つ感じですね!
夏蜜柑の花、蕾も花もちょっとぽってりしていていい感じ。 葉っぱは力強いし、美味しそう(アオムシしなった気分で)。 鴨川の野の花、それぞれにさりげなく個性的ですね。 最近は飛行機が房総半島上空にさしかかると、 あの辺りが鴨川かしらと俯瞰しながら探しています。
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gongxifacai at 2009-05-17 02:33
コリンゴさん、そちらでは柑橘類は育ちますか?
夏蜜柑の花はぽってり感も香りもクチナシに似ています。 この時、鴨川熱が上昇し「鴨川ツアー」なんんて話まで飛び出して:笑 暖かいし、海山の幸に恵まれていて、老後はいかが?
huiziさん、ご参加ありがとうございます!
痛恨のバッテリー切れ。 他力本願?ぎみでしたので、私も痛恨!でございました(笑) 一年でもほんのひとときの花蜜柑の季節を、浜町で皆さんとご一緒できて、わたしも幸せでした。 ホンマユミコの花の時間、またいつの日にか。。。 リンクさせていただきたく、お願いいたします。
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gongxifacai at 2009-05-18 00:51
hinataさん、おもてなしありがとうございました。
ヒナタノオトにある、いつも気になっているあの器、この器… 我が物顔に使わせていただく喜び、 鴨川の山にひっそりと咲く可憐な野ばらや濃厚な香りの花蜜柑… 満喫いたしました。 リンクありがとうございます。
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台湾のメイ~
at 2009-05-20 10:13
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お久しぶりです~元気?器と植物がうまく落ち着く場所が必ずあります。この言葉が良いですね~勉強になりました。ありがとう~
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gongxifacai at 2009-05-20 22:48
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