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ギャラリー古布工房 アトリヱヤマガタ 港区虎ノ門3-21-5 愛宕グリーンヒルズプラ 地図はこちら 03-3431-8204 銀花の最新号で「韓国と日本の祝着」の特集が組まれていますが、 そこに懐かしいお名前を見つけました。 「背守り」に関するお話で登場した鳴海友子さんです。 鳴海さんは鈴木道夫さんのところで藍染めをされていた時期があり、ある時鈴木さんとのお話から子供の晴れ着を集め始めたのだそうです。(詳しいお話は銀花でお確かめください) そしてその鳴海さんが私と友人に鈴木さんを紹介してくださった方なのです。 2001年に当時通っていた絞り教室の作品展で不思議な作品に出会いました。作者は教室をすでに卒業された先輩で、時々自宅近くの別な絞り作家さんの指導を受けているということでした。作品はその作家さんの得意とするもので、板締めとお聞きしましたが、絞り方はさっぱり理解できませんでした。↓こんな風な作品です。 その絞りに関してはこちらをご覧ください。 それから2年ほどして、青山のもりたで一枚の個展のハガキに出会いました。 それがこの絞りと同じ技法の作品で、作者が鳴海さんだったのです。 気になって絞り仲間のMさんとYさんをお誘いして、鎌倉まで個展を見に行きました。 個展ではこの技法以外にも、初めて見るいろいろな作品を拝見しました。 元はすべて鈴木さんが考えた技法でした。 実物を前に説明していただきましたが、やはり今ひとつピンときません。 「百聞は一見にしかず、直接行ってごらんなさいよ」と鳴海さんから鈴木さんの工房を紹介していただいたのです。 私たちは特に新しい技法を習いたいわけではなかったのですが、 鈴木さんの工房では、醗酵建て藍で自由に染められるとお聞きしました。 ハンカチ程度の体験染めさせてくれる工房はたくさんありますが、 自分の絞ったものを自由に染められるところは多くありません。 お訪ねしてみると鈴木さんのお人柄もあり、羽生の工房は たちまち私たちの「憩いの場」となったわけです。 その様子はこのブログでもたびたびご紹介してきました。 鈴木さんの工房は染めの客は一日一組しか受け入れていません。 気兼ねなく染められるようにとの心遣いからです。 でも一度だけ、鈴木さんの工房で鳴海さんとお会いしたことがあります。 思えばその日は新しく手に入れた子供の晴れ着を鈴木さんに 見せにいらしたのでした。 銀花の記事によれば、鳴海さんはご自分の作品の売り上げで コツコツと晴れ着を蒐集していらしたのだそうです。 (蒐集に協力したお店というのはもちろん「もりた」さんです) あるときご自分のお孫さんが病気になったことがきっかけで、 「現代の背守り」が生まれ、その作品で秋ごろ個展をされるとお聞きしました。 たまたま眼にした銀花で鳴海さんの近況を知ったばかりの時に 鈴木さんの個展のお知らせをいただいて、 最近染めるものがないとご無沙汰していた私たちへのお誘いなのかしら、 と勝手な想像をしています。
by gongxifacai
| 2009-06-12 16:43
| 個展・展示会情報
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