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二度目の「タイの美しい布」展に一緒に見に行った北京在住の友人から こんなお土産をもらいました。 こんなキュートなものは初めてみました。 入れ子の片口♪ しかも番号が書いてあります。 今のところ見つけたのは1~3番まで。「4を見つけたら買っておくね」ですって! 上からみるとこんな形。番号が大きくなると器も大きくなっていきます。 ::::: 私が中国に行き始めたころ、人々は職場や学校で食事の時に白いホーロー食器を使っていました。 所属する「単位」(職場や学校)の名前がプリントされているだけの無骨なものでしたが、 私には、それが却ってシンプルでかっこよく映ったものでした。 ある程度の数がまとまると「名入れ」をしてくれるというところも見つけたので 友人に「結婚式の引き出物にどう?」とお勧めしましたが、 いまだにもらっていません:笑 列車での長旅にもホーローのカップは必需品でした。 列車の席を確保して、荷物の整理をするとみんな一斉に取り出すのが 雀巣(ネスカフェ)の空き瓶か、ホーローのカップでした。 瓶やカップに茶葉を入れて、乗務員さんが大きな薬缶でお湯を運んでくるのを待ちます。 どんな時でも、まずお湯を確保するのが長旅のお約束、なのです。 もちろん模様入りのホーロー食器もあって、その素朴な手描きの絵に魅せられて すいぶん集めたものです。 当時の中国の人々にはもう「古臭い」と好まれなくなっていて、 だんだんとプリントものに移っていくころでした。 ボールや蓋付きの容器は使っていますが、お皿はほとんど人にあげてしまって、 手元に残っているのはこの2枚くらいでしょうか。 クリーム色に赤というのが珍しくてとっておいたものです。 これを買ったのは1998年の8月~9月にシルクロードを旅したときでした。 羊の肉にも飽きたので、市場で果物と野菜を買って一息ついたときのスナップです。 列車の切符が買えなくて足止めを食らっても、ホテルやタクシーで多少ぼったくられても めげずに旅を続けられるというものです。 その時のスケジュールはこんなもの↓でした。クリックするとはっきり見えます。 (微妙にに曲がってしまって気になりますね、後で直します) こういうことには几帳面な旅茶さんが作ってくれた記録です。 北京からウルムチまで3770kmを61時間、 帰りはトルファンから上海まで3934kmを65時間の列車の旅でした。 そのころはまだカシュガルまでは列車が通じていなかったので、 後はほとんどが長距離バスを乗り継いでの旅でした。 最近のウルムチやカシュガルでの「暴動」のニュースが気がかりでなりません。 中央政府の言うところの「暴動」は今に始まったことではなくて、 外国人は立ち入り禁止という時期がちょくちょくあって、 私はどうしてもカシュガルまで行きたかったので、何度か涙を飲んだこともありました。 そんなことも含めて、シルクロードの旅をブログにまとめたいと思いつつ いまだに果たしていません。 写真をスキャンしなければならないのが一番のネックです。 たいした写真ではないのですが、文章だけで読ませる自信がないので いつか、そのうちに…… (飛行機には乗りませんでしたが)新疆ウイグル自治区ってこのあたりです。 こちらもクリックで拡大します。 友人にもらったお土産のホーローで、思いは一気にシルクロードまで飛んでしまいました。
by gongxifacai
| 2009-07-29 01:13
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Comments(6)
うわ〜すごいっ、シルクロードを旅されたなんて!
私も、行ってみたいところのひとつです。それに敦煌も。 「長旅にはお気に入りを持参」…、経験者のお言葉ですね。いつかシルクロードを旅する時がきたらば…gongxifacai さんのこの言葉を思い出します。 ぜひ、シルクロード旅行記をブログに書いてほしいです! 文章だけでも、読みますよ〜! シンプルなボウルも、クリーム色x赤のお皿も、かわいいですね。
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gongxifacai at 2009-07-30 15:36
にるふにふさん、もう10年以上も前になってしまい、
記憶もだんだん曖昧になってきているので 早くまとめておきたい、とは思っているんですけれど…。 中国長旅にはほかにもいろいろノウハウがあります:笑 重い腰をあげて、始めましょうか。
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Merry-Berries at 2009-07-30 22:49
はい、ぜひっ!!! シルクロード旅行記心待ちにしています!
ノウハウも知りたい☆です(^v^)/ 10年以上も前に行かれたなんて羨ましいです。私もシルクロードへの思いだけは10年くらい持ち続けているんですが…。いつ行けることでしょう、、、。
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gongxifacai at 2009-07-31 23:23
Merry-Berriesさん、お気に召しました?
小振りの洗面器も持っていたんですよ。 よく中国物産店で売っているものより小振りなもので 朝顔の絵が手描きされているものでした。 使っているうちにホーローが剥がれてきて、そこから錆びてしまいましたが。 私の旅は中国語圏がほとんどです。 なのでシルクロードも中国内限定ですが。
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gongxifacai at 2009-08-01 00:10
にるふにふさん、中国大陸にはもう10年近く足を踏み込んでいないので、
ノウハウもどこまで通じるかちょっと不安ですが…。 にるふにふさんも時期がくればきっと行けますよ。 私も行きたいと思ってから20年くらいしてやっと叶いました。 外国人は個人旅行では立ち入り禁止という時期がありましたから。
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