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染めに関心のある人の間では、四川省の紅花はよく知られています。 でも実際に見に行ったという人は少なくて、 そんな話も聞いたことがないのでとても楽しみにしていました。 広~い中国ですから「一面の紅花畑」を想像していたのですが、 (むかし、「行けども行けども菜の花畑」を体験しているので) 実際は各農家が畑の一部で栽培しているのを、 これも仲買の人が集めにきて乾燥などの加工をして 製薬会社に売っているそうです。 右の刈り取ったものは、それこそ菜の花です。種から油を採るためです。 ちらほらと咲いていますね。 紅花って形が可愛いですよね。アザミに似ているかも。 トゲがあって大変でしょうとお聞きしたら、 「品種改良してトゲはない」と笑われました。 これは少しトゲがありますね、わざわざ探してくれました。 栽培農家の方。この辺りの収穫量は1年で300kgほど。 安いのであまり作りたがらないそうで、以前に比べて減っているそうです。 小柄な方でしたが、それにしても想像していたより背の高い紅花でした。 摘んだばかりはオレンジ色です。 これを半日陰の天日に干して、夜は室内で乾燥させます。 麻ツアーのメンバーも一緒に少し摘んでいます♪ おばあさん、紅花に埋もれています。 今年のものはこれから加工するので、これは去年のもの。 陽に干すと、ほらこんなに色が濃くなります。 最後の2.3kgを譲っていただきました。 紅花が入っていた袋もいい味醸しています:笑 中国ではチベット自治区・四川省・新疆ウイグル自治区が主な産地で、 チベットのものが一番薬効があって高価です。 チベット産は1㎏で8,000元もするのに四川省のは100元! それでも新疆のよりはいいんだよ、と言ってました。 全部医薬品用で、染めには使っていないそうです。
by gongxifacai
| 2010-05-20 00:08
| 2010:麻ツアー
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Comments(6)
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N小姐
at 2010-05-23 00:07
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やっぱり、そこに反応したかと笑われそうですが、いいですね、この袋!
いや、自分が持っていたとしても、どう使うわけでもありませんが、見るだけで元気がわいてきそうな袋です。
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nori
at 2010-05-23 07:12
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とうもろこしのふくろに紅花ですかー。
紅花、背が高いですね。わたしは今まであまり上手に育てられず、せいぜいで胸の高さでした。IIDのバラ前ではどのくらいになるかしら。顔にとげがあたっていたいよーっていえるくらい高くなるといいな、なんてへんなことを思っちゃいました。
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エゾノコリンゴ
at 2010-05-23 20:49
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gongxifacai at 2010-05-23 23:23
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gongxifacai at 2010-05-23 23:26
noriさん、おばちゃんは小柄でしたけど、でも紅花は大きいですよね。
かくれんぼできそうな丈ですよね。 トゲなしとトゲありが混ざってましたから、 やっぱりかくれんぼは痛そうですね。 IIDのも大きくなるかしら。
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gongxifacai at 2010-05-23 23:29
エゾノコリンゴ さん、この籠いいでしょう。←私のじゃないけど:笑
なんと15年前の本にもここの紅花が載っていて その写真でもまったく同じ形の籠を使っているのを見つけました。 ということはずっと使っているのか、いまでも作っているのか…。 気になるなぁ。
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