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御所で時間つぶしをしていたら、また出遅れてしまいました。 でもたくさんありますからご安心を。 今回特徴的だったのがこちらの布たちです。 どうしてこんな細長い布が多いのでしょうか。 その謎解きのヒントはこちらの写真にありました。 戦後間もないころ、沖縄にはまだたくさんの芭蕉布が仕事着としてありました。 新しい時代に洋服を着たいと思ったひとびと。 アメリカ軍の関係者も芭蕉布に目を奪われたのかもしれません。 それは沖縄の風土から生まれた布ですから。 そんな布を洋服に仕立てると、おくみや襟の部分が 服には使われずに残ったようです。 それを丸めて残しておいた布が、また別な用途として流通して、 時代を経て啓さんの元に集まってきたそうです。 ダンボール箱に一つ分の布たち。 箱を開けたときには、薄汚れていて「見せられる布か」と 一抹の不安があったとか。 毎日少しずつ煮洗いして日陰に干して、 なま乾きのときにスチームアイロンをかけて… アイロンをかけると見事に甦っていく布・ぬの・ヌノ その美しさが啓さんに300枚ものアイロンがけをさせてしまったようです。 自然光で布の風合いを確かめる方もいて、 道行く人も足を止めて見入っていました。 初日はお手伝いの方が二人いらしたので、 押しかけた大勢のファンにも丁寧に説明を続ける啓さんです。 タイトルにあるように着物もたくさんありました。 細長いのを一枚と 後は小さいのを何枚か選んでみました。 はじめは小さくても珍しい布を多めに選んでいたのですが、 「似たようでも、一枚いちまい違ってて同じものはないのよ」と言う 啓さんの声を聞いているうちに、 できるだけ「普通」な布が欲しくなりました。 前回の芭蕉布展の時の布とあわせて、少しだけ手元の芭蕉布が増えました。 結局京都にいた3日間、毎日啓さんのところに行って布を見てきました。 2日目にご一緒した青土さんは、自慢の芭蕉布の着物を着て注目の的でした。 ずっと一日ご一緒したのに、おしゃべりに夢中で写真を撮りそこねました。 沖縄での素材展の時に仕立て直したという着物です。 「もしもの時には受け継いでね」と言われました。 芭蕉布の着物はたいそう魅力的ですが、 青土さんにはいつまでもお元気でいて欲しいので 受け継ぎ損ねたいと思います:笑
by gongxifacai
| 2012-05-23 02:18
| 来た・見た・買った
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Comments(2)
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iroito1223 at 2012-05-23 14:15
こんにちは。御無沙汰しております。
前回から5年も経つのですね!!今回は期間中に行けなかったので、残り福を求めて近いうちに行きたいと思います。 今、着物を染めかけているのですが、huiziさんに戴いた紬で染めています。完成予定は??出来上がったら写真載せますので、見てくださいね。。
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gongxifacai at 2012-05-23 21:48
iroitoさん
お久しぶりですねぇ~。 あれから5年経ちましたよ。あっという間。 これからの5年のことを考えると恐ろしい:笑 ぜひ残り福を探しに行ってくださいませ。 着物ですか、いいですね。 楽しみにしていますよ。
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