by gongxifacai 最新の記事
カテゴリ
布 あれこれ 染め いろいろ お茶 さまざま お気に入り 旅のアルバム 個展・展示会情報 来た・見た・買った ワークショップ イベント 2010:麻ツアー 2012素材展Ⅳ・十日町 忘れえぬ人々 2014:イタリア布ツアー 2015ミャンマー蓮布の旅 田中昭夫 ビーズ編み 作ったもの 布の教室 真鶴あたり 猫たち 金継ぎ教室 珠ちゃん 工房からの風 績むの世界 ミドリノベイション 美しい世界の手仕事 季節のご挨拶 タコだけどヒツジ展 見つけたもの いただきました 老化現象 日傘展2008 日傘展2007 stay home 参考資料 ナチュラルワイン 以前の記事
タグ
口福(266)
布(216) 眼福(123) 本(108) 台湾(96) ワークショップ(89) 京都・奈良(77) らふと(64) 蛸の枕(61) 編み物(56) 京都・奈良(49) 青土(46) 庭仕事の楽しみ(46) ポジャギ(43) 竹の家(42) 藍染め(41) 部活(40) お茶(39) ギャラリー啓(39) ご近所(39) kosumi(34) 絞り(30) けろ企画(28) GSS(28) ヒナタノオト(27) 田中昭夫(25) WLF(25) 韓国(23) ティモールテキスタイル(21) Bonami(20) 検索
記事ランキング
|
「かきがらの庭」で開催されていたティモールテキスタイル・岡崎さんの 「腰機の布」展に行ってきました(10日まで、終了) 初めてみました、ビーズを織り込んだ布。 ベトナムの中央部、細くくびれたような場所で、ラオスともご近所のあたり。 その村で「からだ機」で織られた布にはビーズが織り込まれていました。 岡崎さんの2012年11月11日のブログにその布を織っている方の写真と説明があります。 (↑特定の日付にリンクを貼れないようなので探してください) 「からだ機」そのものでまず驚きでしたが、 そこで織られていたのがビーズの織り込まれた布だったのです。 この白い模様の部分がビーズです。 もっとアップにしてみましょうか。 どうだ!これでもか、ともう一枚。 織っているときの方向としてはこちらですね。 緯糸(よこいと)にビーズを通して、一段一段所定の位置にビーズを整えて それから次の緯糸をいれていくという手法。 技術的にはとりたてて難しくはないと思うけど、 そこまでしてビーズを織り込みたいという思いはどこからきたのだろうか。 しかもあんな織機で。 岡崎さんのブログの写真をごらんになれば分かるとおもいますが、 織っている間、ずっと開脚です。 そして足の裏で棒をつかんで糸を張ったり緩めたり… 想像しただけで足がつりそうだし、 だいいち私はあんなに開脚できません。 あの写真の女性はどうやら特別な人らしい。 岡崎さんは動画も撮っていて、それを見せていただいたのだけれど、 その人の織っている布は、なんと全面にビーズの入った総柄なのですよ。 あんな姿勢なので一日に一時間くらいしか織れないそうです。 しかもいちいちビーズの模様を確認して、経糸の間に入れていくので 一時間で3cmくらいしか進まないらしい。 これは売り物ではなく、自分のスカートになるのだとか。 「後からビーズを刺繍したほうがずっと簡単なのに」とつぶやいたら。 「織りの人は織りで完結させますね」と岡崎さん。 「かきがらの庭」で見たのはもっとシンプルな布だけど、 私にはもうこれくらいでも充分に驚きの布だったので、 いただいて帰ってきました。 民博の「世界の織機と織物展」は27日まで。 この「からだ機」も展示してあったるとのこと。 なんとかぎりぎりで間に合いそう! 特別展なので写真はNG、しかも目録がまだできていない。 「自分の目とメモでしっかり記録です」と岡崎さんからお言葉を賜りました。 ちょうど真木テキスタイルの「いといと雑記帳」でも ぱるば氏による「織機と織物展」レポートがアップされています。 引越しで心身ともにお疲れ気味でしたが、 これで活力チャージ完了!です。
by gongxifacai
| 2012-11-11 10:47
| 布 あれこれ
|
Comments(2)
Commented
by
oyakata
at 2012-11-12 17:24
x
ブログより先に実物拝見できちゃって、嬉しかったです。織りの人は織りで完結させるって、何か深い一言ですね。
0
Commented
by
gongxifacai at 2012-11-13 14:28
|
ファン申請 |
||