by gongxifacai 最新の記事
カテゴリ
布 あれこれ 染め いろいろ お茶 さまざま お気に入り 旅のアルバム 個展・展示会情報 来た・見た・買った ワークショップ イベント 2010:麻ツアー 2012素材展Ⅳ・十日町 忘れえぬ人々 2014:イタリア布ツアー 2015ミャンマー蓮布の旅 田中昭夫 ビーズ編み 作ったもの 布の教室 真鶴あたり 猫たち 金継ぎ教室 珠ちゃん 工房からの風 績むの世界 ミドリノベイション 美しい世界の手仕事 季節のご挨拶 タコだけどヒツジ展 見つけたもの いただきました 老化現象 日傘展2008 日傘展2007 stay home 参考資料 ナチュラルワイン 以前の記事
タグ
口福(266)
布(216) 眼福(123) 本(108) 台湾(96) ワークショップ(89) 京都・奈良(77) らふと(64) 蛸の枕(61) 編み物(56) 京都・奈良(49) 青土(46) 庭仕事の楽しみ(46) ポジャギ(43) 竹の家(42) 藍染め(41) 部活(40) お茶(39) ギャラリー啓(39) ご近所(39) kosumi(34) 絞り(30) けろ企画(28) GSS(28) ヒナタノオト(27) 田中昭夫(25) WLF(25) 韓国(23) ティモールテキスタイル(21) Bonami(20) 検索
記事ランキング
|
私が中国語を本格的に勉強したのは、会社を辞めてから。 1989年に文京区後楽の日中学院本科に入学した。 2年生の夏には語学研修で北京語言学院に3週間の短期留学。 これに味をしめて、91年の2月から半年の短期留学をした。 半年コースが終わっても、個人レッスンという名目で居残り、 結局8カ月くらい遊んできた。 その時の同屋(ルームメイト)はニコレッタ。 大学の同学(同級生)2人とイタリア・ベニスの近くから来ていた。 左からニコレッタ・フランチェスカ・パオラの意大利(イタリア)3人娘。 ニコちゃんは150cmくらいと小柄だったけど、 あとの2人は170cm近くありとても目立っていた。 ニコちゃんは明るいけれどもの静かで、おだやかな人柄。 3ヶ月一緒の部屋だったけれど、一度もいやな思いをしたことがなく、 私は幸運だった。 いよいよお別れの前日、ニョッキとパスタを作ってくれた。 ジャガイモをつぶすニコレッタ。 トマト味のパスタソースもおてのもの。 「母はスパゲッティを短く折って茹でるのよ」「どうして?」 「わかんない。だけどそれがとっても嫌」なニコレッタ。 とにかく「いただきま~す」 彼女たちは大学の単位はすべて修得していたのに、 教授が忙しくて論文指導が遅れていて、 「みんな排隊(行列して順番待ち)してるの」だとか。 ニコレッタから来た最後のお便り。92年に卒業した時のもの。 う~ん、別人のようにおしゃれなニコレッタ。 その後、北京でフランチェスカにばったり再会。 彼女の話では、幸運なニコレッタは卒業できたけど、 彼女とパオラははまだ「排隊してる」とうんざり顔。 ニコレッタは中国語の仕事には就けず、英語の先生をしているそう。 「忙しくてあなたに手紙を書けないと気にしていた」そう。 (中国語で書くのは大変。漢字だもんね) パオラが上海にいると聞き、会いに行った。 その後もパオラとはしばらく季節のご挨拶は交わしていたのだが、 お互いに引越したりしているうちに、音信不通になってしまった。 北京にいたころ、私たちが毎日(時には1日2回)洗濯しているのを、 あきれて見ていた意大利3人娘。 彼女たちは一週間に一度まとめてしていたっけ。 あるとき私がTシャツを畳んでパンパンしていたら 「何しているの?」と不思議そうに聞くので 「こうしてから干すと、皺にならないのよ」と教えてあげたら、 「あなたのTシャツいつもピシッとしてるから、アイロンかけているのかと思ってた」と。 さっそく真似してパンパンして嬉しそうだった。 最近、イタリア人と結婚してかの地で暮らしている人のブログで知ったのだが、 イタリアでは下着にもアイロンをかけるのだって。 すごい人はストッキングにもかけるらしい。 Tシャツにかけてると思ったのは当たり前だったのね。 ニコレッタ、いまでも洗濯物パンパンしてるかなぁ。
by gongxifacai
| 2005-06-20 01:16
| 旅のアルバム
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||