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若い衆とのコラボ展に向けて、サンプルを作っています。 私の役目はハギレ販売促進です。 「布買いたいけど、何作ったらいいのかしら?」とお悩みのあなたに、 こんなものできますよとご提案。 とは言え、素人の手芸ごっこですから、 「あらその程度なら私の方がマシ!」と思われるレベル。 まぁ、それも計算の内です(と書いておこう:笑) けろちゃんからのリクエストで御大の糊づけ時の前掛けを作ってみました。 いや、これがサンプルになるのかという問題はひとまず置いて:笑 右下のものが私の作った試作品です。 これを作る時にちょっと困ったのが紐の部分。 こんな長いのを新たに切ったら残りがもったいない、 というか、畏れ多くてハサミが入れられない。 それで思いついたのが、前に三つ編みをしたあの細長い断ち落とし。 これはその後、田中紺屋の藍で染めさせてもらったのですが、 じつは染めていないのが1本、わが家にありました。 そうそう染めていなかったので「若い衆」に渡しそびれたハギレでした。 これが幅も長さも前掛けの紐にちょうどよかったので、 私のインド藍で染めてみました(サンプルなので) 端切れとはいえ御大が精練した布です! いや~~、すごいですねぇ。 びっくりするほどよく染まりました。 御大が言っていた「藍が食いつく」ってこういうことか! そしてもっと驚いたのがすすいだ時です。 2回すすいだらほとんど色が出なくなって、 3~4回でもう十分。お水透明です! 十分すぎるほど精練されているので、藍がもう食い付いちゃって離れない。 御大の布を触って手が青くならない、色落ちしないというのは 他にも理由があると思いますが、一番は精練にあると確信しました。 後日けろちゃんがそのことを伝えると御大なにも言わす 「にやり」としていたそうです。 ああ、それにしても水甕祭と藍建て1・2を見逃したのが悔やまれる。 私って、物心ついたときからずっと「間の悪い子」だったんです。
by gongxifacai
| 2017-02-19 01:42
| 田中昭夫
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Comments(4)
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染めのおっちゃん
at 2017-02-20 10:29
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やはり そうなんですね!
究極の和晒し。 良き人に会うべくして会い(藍(^_−)丁寧にお付き合いを重ねておられますね。 素敵です。
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gongxifacai at 2017-02-22 00:55
斎藤さん
個展のお忙しい時にコメントありがとうございます。 もうそれはそれは徹底した精練なのですが、 実際に染めてみるまではその効果について実感がありませんでした。 糸から選んで織ってもらった(機械織りですが)特注の岡崎木綿。 それを心いくまで精練した布なので、帯としてもとても締めやすいと評判です。 私は単なる賑やかしです。 津田さん(黒幕)とけろちゃん(参謀)あっての御大です。
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at 2017-02-26 14:22
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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at 2017-02-26 19:01
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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