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冨沢嬢のバッグ展から一休みして下地康子さんの個展 URIZUN 染織展 『 青波白波 』 へ 今夏、下地康子さんが幼い頃に親しんだ沖縄の浜を訪ねました。 何といってもこのハガキのストールの語るものは深いです。 下地さんと言えば「風通織り:二重織り」ですが、 ウールとシルクと重ねて、ウールの部分を切り開き、 丁寧に、丁寧に縮絨して表情を出しています。 キラキラと太陽を浴びて様々な色を見せる沖縄の海。 下地さんご自身がブログで書いています。 海岸から沖のリーフまでの 表現したい強いイメージと それを形にする確実な技を持っているところがすごいなぁと… (ご本人の中ではたくさんの試行錯誤があったとは思いますが) そしてもう一枚とても惹かれたのがこちらの白いストール。 縁に少しブルーが使われていますが、それ以外は広げると真っ白です。 カシミヤの細い単糸で織られています。 それで布が揺らいでいるのだそうです。 ふわふわと溶けてしまう淡雪のような布です。 自画自賛ながら一番似合うと思ったのがこちらのストール。 ちょっと見、絞り染めのような印象の模様です。 「どんどん巻いてみてください」というお言葉に甘えて、 あれこれ巻き巻きしましたが、とくにこれしっくりきちゃって困りました。 個展前、最後に織った布だそうで、 縮絨してまだ乾かないまま搬入した湯気が立っているような布でした。 ああ、置いて来たのが心残り… 今回ももちろんあります「大人ギンガム」 某所から入手した極々細いカディの糸がところどころに織り込まれています。 今回ご一緒したM子さんは、実は織りをしているので、 「ここって耳みたいに見えますけど縮絨しているんですよね」とか 細かいところまでいろいろと下地さんに聞いてくれたので、 私も「そうだったのか!」と思うところ多々、感謝。 下地さんも「そこ分かって頂けました?」と嬉しそうでした。 自分から「ここ、こんなに手がかかってるんです」なんて言えませんからね。 工房からの風で、風人さんとして働いていた作家さんも駆けつけて、 下地さんを囲んで楽しそうに布選び。 その制作に向き合う姿に、作家さんからのリスペクトも高い下地さん。 もうすでに「次」への展開があれこれ浮かんでいるようで、 これからますます目が離せないのが下地さんです。 URIZUN 染織展 『 青波白波 』はヒナタノオトで29日(日)まで。 28・29日は下地さん在店です!
by gongxifacai
| 2017-10-22 10:17
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