by gongxifacai 最新の記事
カテゴリ
布 あれこれ 染め いろいろ お茶 さまざま お気に入り 旅のアルバム 個展・展示会情報 来た・見た・買った ワークショップ イベント 2010:麻ツアー 2012素材展Ⅳ・十日町 忘れえぬ人々 2014:イタリア布ツアー 2015ミャンマー蓮布の旅 田中昭夫 ビーズ編み 作ったもの 布の教室 真鶴あたり 猫たち 金継ぎ教室 珠ちゃん 工房からの風 績むの世界 ミドリノベイション 美しい世界の手仕事 季節のご挨拶 タコだけどヒツジ展 見つけたもの いただきました 老化現象 日傘展2008 日傘展2007 stay home 参考資料 ナチュラルワイン 以前の記事
タグ
口福(266)
布(216) 眼福(123) 本(108) 台湾(96) ワークショップ(89) 京都・奈良(77) らふと(64) 蛸の枕(61) 編み物(56) 京都・奈良(49) 青土(46) 庭仕事の楽しみ(46) ポジャギ(43) 竹の家(42) 藍染め(41) 部活(40) お茶(39) ギャラリー啓(39) ご近所(39) kosumi(34) 絞り(30) けろ企画(28) GSS(28) ヒナタノオト(27) 田中昭夫(25) WLF(25) 韓国(23) ティモールテキスタイル(21) Bonami(20) 検索
記事ランキング
|
先週末、油断をしたのか風邪をひいてしまいました。 こういう日は家でゆっくりしていなさい、ということだと観念して ゴロゴロしていましたが、な~んとなく手持ち無沙汰。 そうだ!と閃いたのが沖縄で手に入れてきた染め材です。 やっぱり(←なにが)紅露:クールから染めなくっちゃ! 紅露(ソメノイモ)は東南アジアから沖縄に自生するヤマノイモ科の植物で、根を掘り出して染料にします。どんなものかはこちらの写真でよくわかると思います。 私が購入したのは刻んで乾燥したもの。 一袋で50gあります。 たっぷりかぶるくらいの水で20分くらい煮出しました。 思った以上の濃厚な液が取れました。 「3回は煮出してね」と石垣さんに言われたのですが、もっと色がでそうです。 だんだん澄んだ色になってはきましたが、結局10回くらい煮出しました。 水と染材のバランスが分からなかったので、こんな結果になりました。 こちらは出がらしです。 まだ色が出そうですが、手で絞っても無色の水分がでるだけ。 色素を取り尽くした感があります。 でもなんだかもったいなくてなかなか捨てられません。 次はいつ出会えるのか、また出会う機会があるのか…。 (実際はあと3袋持っていますが:笑) さて、どの布を染めようか。 初めてなので吸着のよいシルクにしました。 お友達から譲ってもらった韓国の紬のような生地です。 こんな色になりました。何度写真を撮っても実際より薄くなってしまうので、 白い布の上に置いてみました。 媒染は石垣昭子さんのアドバイスに従って石灰です。 残った染め液はまだまだ染まりそうです。 そこでやはり韓国の張りのある薄手のシルク、 センミョンジュを染めました。↓こちらがその生地です。 かなりピンクに染まってびっくり。赤茶は最初の布が吸収してしまったらしく、 この後さらに染めた木綿のエコバッグもスコッサもくすんだピンクでした。 なんだか桜紅葉と似たような色です。 こちらは前に竹shopで購入した、石垣昭子さんの紅露工房の布です。 ここまでの色に染めるには一体どれくらいの紅露を使って、何回染めたのでしょうか。 う~ん、これはお買い得な布でしたね。今頃その価値がわかりました。 左の布は2002年の竹の家オープンハウスの時に染めてもらったスカーフ。 クタクタになっていい感じになったので、再生しました。
by gongxifacai
| 2007-12-11 10:21
| 染め いろいろ
|
Comments(4)
Commented
by
chie
at 2007-12-13 20:16
x
うわぁ!!ステキな色ですね!!
南国のパワーを感じます。 赤茶は最初だけなんですね、でもピンク色もキレイです!!
0
Commented
by
gongxifacai at 2007-12-13 21:47
chieさん、ピンクもきれいですが、ちょっと食傷ぎみなんです。
このあと試した枇杷もオレンジを期待したのに、なぜかピンク系。 赤茶は最初だけなのか、 鍵コメさんのアドバイスをいれてまた試してみます。
Commented
by
齋藤 洋
at 2019-01-30 16:32
x
昨年11月に石垣昭子先生の工房を訪ね、西表でのおこたちとの野染めの染料として泥藍と紅露たっぷり頂きました。あそこに至るまでの径と庭そして工房、そして石垣先生の佇まい。今でも胸の底にあります。今日西表のご縁のあるかたから紅露が届きました。これから、すりおろし器しりしりを使い皮を削り乾燥させようと思っています。玉糸入りのがら紡の広巾に染めてみます。紅露を検索していたら、この投稿に出会い、なんとも嬉しかったです。ありがとうございます。
Commented
by
gongxifacai at 2019-02-02 00:14
斎藤さん、コメントありがとうございます。
西表での野染めのことはFBで拝見して、 遠くから羨ましがっておりました。 10年以上も前のブログを見つけてくださってありがとうございます。 いつもどこかで繋がっているようで嬉しいです。 またお目にかかれる日を楽しみにしております。
|
ファン申請 |
||