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最近たてつづけにいくつかの雑誌で取り上げられていたのと、 「研究所」という名称から期待が大きすぎたようです。 予約で見学ができると聞き、事前に電話しておいたのですが 作業場では3人の方が製品管理をしていただけでした。 ここではいろいろな製品を作っていますが、 それをキットのような形にして内職にだしているのだそうです。 なのでこぎん刺しはみなさん自宅でされているんですと! 刺された布をこんどは縫製にだして製品化する、 その管理をしているのがこの研究所の役割りのようです。 さすがに私たちを気の毒に思ったのか、 刺しかけの布を取り出して3段ほど刺して見せてくださいました。 見学はそれでおしまい、でした(トホホ) もちろんこちらには、古いこぎんのコレクションや、それから再現した作品もあるのですが (↑雑誌で見たゾ!) そういったものを展示しているわけではなくて、あれは取材用だったんですね。 事務所で製品と糸の販売をしていましたので見せていただきましたが、 こぎんの部分はいいのですが、製品としてのできがイマイチで… でも、記念に小銭入れを一つ買いました←Manbow氏へのお土産です。 布はこちらでも特注しているそうで、 販売できるのは紺のローラーのかかった艶のあるカット布だけでした。 気を取り直して、お友だちに頼まれていた生成りの糸を購入し、 ついでに自分用にも大束を二つ、1g=15円と割安でした。これで一つ100g弱です。 外にでると雨がざんざん降り!さすがにちょっと気持ちが挫けました。 **** **** **** **** 翌日は昨日の天気が嘘のような晴天に恵まれました。 目指すはネットでお買い物をした「しまや」さんの実店舗です。 しまやさんのネットにでているこぎんの糸は「オリンパス」のものなのですが、 私がワークショップでいただいた糸はしまやさんオリジナルのものでした。 糸の番号で注文し在庫があれば送ってもらえるのですが、 そちらの糸見本はないといわれました。 なので、どんな糸があるのか実物を見ておきたいと思っていました。 行ってみると「しまや」さんは町のちょっと大きな手芸店でした。 東京ではもう見かけなくなってしまった、近所にあると嬉しいお店♪ 昔、こういうお店でどれだけの時間を過ごしたことでしょう。 同行のコリンゴさんもlaylaさんも元「装苑少女」だったので、 結局このお店に一時間以上も長居してしまいました。 で、買い込んでしまった糸・いと…、あっ布も少しだけ(笑) 真ん中あたりにある緑の糸は「これでもう生産中止ですから」だそうです。 こちらの糸は定番品ではなく作っただけでお終い、なので糸見本が作れないんだそうな。 でもまた作ることもあるかもしれないようなので、一応ラベルは取っておきます。 で、もうこれだけ買えばとりあえずは充分だろうに、もう一軒回りました。 それはコリンゴさんが図書館で借りた本にでていたという「つきや」というお店で、 そこにはこぎん用の布があるらしい。 住所を調べると歩いていける距離なので行って見ることにしました。 これが、大正解!!探していた布が何種類かありました。 そしてなんとセール中だったんです。ああ、セールという言葉に弱いワタシ。 「またまた糸を買って」とお思いでしょうが、こちらの糸は8本縒りで細めです。 気に入った布をカットしてもらったら 「この布には10本縒りは太すぎる」とアドバイスがありました。 しかも色がなんともいえず深みがあって気に入ってしまいました。 でもよく見ると「しまや」さんのと似たような色?? 結局好きな色って決まっているんですね。 【結 論】 私たちの好きなこぎんは結局のところ針の森さんの作品なんだ!ということ。 それを再認識した旅でございました。 もちろん、今まで見た古いこぎん刺しには大いなる感銘を受けました。 身につける人のことを思って一針一針刺す行為には時代や地域を越えた 普遍的な美しさがあります。 とは言え、それを見て感動する心と、 自分でも作ってみよう思う気持はまた別なもの。 針の森さんのこぎんを見なかったら、 たぶん自分で刺してみようとは思わなかったろうなぁ。 ともかく、最初の一つを完成させるというのが私の課題ですね。
by gongxifacai
| 2008-07-17 08:44
| 旅のアルバム
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Comments(4)
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ruca
at 2008-07-18 20:18
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こんばんは。
弘前にお出かけだったのですねーしかも「しまや」さん! 糸についての説明、とても有難かったです。これでやっと 謎がとけました。 私とまつかぜさん、しまやさんへ糸を注文しようかどうしようか すごく迷っていた時期があって、私は気がつかなかったのですが まつかぜさんが、ワークショップの時の糸と違うことに気が付き、 同じものがほしくても、ネットでは注文できないことに気が付き、 結局はそのままになっているのです。 「作っただけでお終い」だから、見本もないのですねー。 そうなると私が持っていたミドリ色も貴重だったってことになるのかな。 私も「針の森さんのこぎん」大好きです♪
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gongxifacai at 2008-07-19 00:03
rucaさんを見習ってはやく仕上げなければとおもいつつ、
また材料なんか仕入れて眺めて妄想しています(笑) 糸のことはもっと早くブログに載せればよかったですね。 私も講習を受けた後、しまやさんにメールで問い合わせをしました。 オリンパスでないものも在庫があれば送ってもらえます。 色によっては再製造もあるようです。 現に私の欲しかった糸は「今は一束しかありませんが、 来週には入荷しますので、もっと必要でしたらお待ちください」ということで、 その後まとめて送ってもらいました。 ラベルに書いてある番号でお問い合わせしてみてはいかがでしょう? 糸だけでしたらメール便ですので送料も手頃ですよ。 針の森さんの新作はまだ見られるのか、気になってしかたありません。
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まつかぜ
at 2008-07-19 08:58
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おはようございます。
ああっ弘前、憧れます。 お買い物の数々を拝見して、脈が速くなってしまいました(苦笑) しまやさんには2度のメールと電話も1度して、糸の問い合わせをしてみたのですが、お返事がなく。。。(涙) どうしたものかと思っていたのですよ。 でも、↑の事情がわかると、返答がこない理由が何となくわかるような気がします。 私も針の森さんのこぎんに出会えてよかったと思います。
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gongxifacai at 2008-07-19 21:45
まつかぜさん、それはひどい。
メールは届かなかった可能性もありますが、電話をしても無しのつぶて だなんて。 私の時は対応よかったんですけどね。 こんなことなら出かける前に「御用聞き」すればよかったですね。 ここでこんなに話題になっているなんて、針の森さん困っているかしら(笑)
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