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京都の続きにもどります。 宇治の青土さんをお訪ねしました。 「連絡いただいたので、用意しておきましたよ~」と出してくださったのが、 こちらの特上麻の裁ち落としでした。 laylaさんも私も、今回はポジャギの布のことは考えていなかったのですが、 こんなお宝を前にして、理性はとこかへ飛んでいきました、はい。 「値段も決めておきましたよ」と手書きの紙を見せてくださいました。 特上麻の場合、1mが35gなので販売単位も35gです。 もちろん裁ち落としなので、ちゃんとした布よりずっとお買い得です。 裁ち落としのはずが、こんな大きな布も混じっていました。 「これなんかちょっと薄い色に染めて、アクセントにいれたら」と 高麗美術館で展示をみたついでにアンティークポジャギを 買ってしまった青土さん、そのポジャギがまさに白い苧麻に ところどころにほのかな色の混じったものでした。 それからこちらは先染着尺 #100、素材は 特上麻と同じ 麻100%です。 これは、ポジャギではないものを作ろうかと密かに思って買いました。 「でね、HPにポジャギの布のコーナーを作ることにしたの」と 本格的に販売を始めることになったそうで、 帰ってから確認したらできていました。 思い起こせば 2005年の春ごろ、銀座の三越か松屋の展示におうかがいしました。 展示会場でオリジナル服の脇に、ディスプレイ用に置かれていた 着尺の苧麻を見て、これで絞り教室の作品展用に着物を絞りたい!と 思ったのですが、まだ着物には耐えられない品質なので お勧めできないと言われてしまいました。 (翌年には着物用の布が出来上がりました) そのころポジャギも習い始めていたので、そちらにはどうかしらと お聞きすると、一疋まるまるでは販売できない布を カットすることがあるというのです。 宇治に帰ってから連絡をくださる約束をして、さらに雑談をしていたとき、 ふと思いついて 「ピーニャや苧麻で作った服の裁ち落としは」とお聞きすると、 「糸から作って織ってもらって、自分たちで染めた布だから愛しくて、 いつか何かに使おうととってあるんだけど、急がしくて手がつけられない」 「それ譲っていただけませんか!」と勢いづくワタシ。 「え~、使ってくれる?よかった~」と商談成立です♪ 届いたハギレは、さらによき作り手の元に渡り、 美しい作品となって展覧会の会場に花を添えました。 えっ、ワタシのピーニャですか?(冷や汗たら~り) やっとこの夏前に手をつけて、完成するかと思いきや、 ちょいと迷路から出られない状態が続いています。 今しばらくのご猶予をいただきとうございます。 (あっ、ポジャギではありませんよ)
by gongxifacai
| 2008-10-20 00:23
| 布 あれこれ
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