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御茶ノ水にある美篶堂のギャラリーで美濃和紙ネットワーク21と 活版印刷のパピエラボとのコラボによる展示が始まりました。 千三百年の歴史の中で洗練されてきた確かな製法、卓越した職人の技により生み出される美濃手漉き和紙。 会場では、美濃和紙の工程が動画でみられます。 美濃和紙は漉くときに漉き簾を前後だけでなく左右にも振るんですね。 そうすると繊維が密に絡み合うので、薄くても丈夫な紙に仕上がるそうです。 残念ながら名刺の写真はないのですが、活版印刷の美しさにこちらを一枚購入しました。 和紙の原材料の楮についての図鑑カードです。 絵もくっきり。 なんとなく感じる凹凸がたまりません。 でもそれを感じさせないのが職人の技、なんだそうですが…。 三椏や雁皮、トロロアオイのカードも欲しいです。 もう30年も前のことですが、私が初めて勤めた会社は新聞社でした。 そのころはまだ新聞は活版印刷でした。 ちょうど、コンピュータ化を推し進めていた時期で、 その数年後に活字は駆逐されてしまい、淋しい想いを味わいました。 活版印刷だったころは、それはもう「職人の世界」で、 根性の座ったオヤジがたくさんいて、それはそれは厄介で楽しい職場でした。 私が配属されたのは、技術革新を推し進める職場でしたので いろんな部署に行っては「いぢめ」られましたけど(笑) その後、広告部門の審査と校閲をする部署に移りましたが、 いわゆる「三行広告」ではまだ活字組みの原稿が残っていて、 天地がひっくり返った赤字などがありました。 今は変換ミスの赤字が一番多いんでしょうね。 まぁ、そんなわけで活版印刷にはちょっとした思い入れがあります。 (ああ、また昭和を語ってしまった!) いつか、なにか必要な場面がきたら、美濃和紙に活版印刷で名刺を作ってみたい。 いまのところそんな必要はまったく思い浮かばないのが残念ですが…。
by gongxifacai
| 2009-02-11 16:27
| 個展・展示会情報
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