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ずっと家の中で遊んでいることが好きだった。 なかでもお気に入りが折り紙で、 「ヒトは人生で3度折り紙と出会う」という言葉があるそうですが (「誰が言ったんですか」↑一同と突っ込む:笑) 3度の出会いどころか、子供のころからずっと折り紙が好きで、 いまでも5cm四方の折り紙を持っていて なにかうつうつとした時には、ひたすら好きな形を折りつづけると いつの間にか気が晴れてくる。 平らな紙を折って立体のものを作ることと、 金属のプレートを叩いて立体にしていくことは 素材が替わっただけで、ずっと好きなことは変わらないのかもしれない。 「元素生活」ってかなりおかしな本でした。 図書館で予約!っと。 <追記>*「元素生活」は世田谷区の図書館には1冊しかないのでただ今18人待ち。 熱帯雨林で検索したらかなり有名な本らしく、レビューもたくさんあって みなさんべた褒めでした。買っちゃおうかな~と迷っています。 【ここからは私の思い出話】 いまから25年くらい前のことになりますが、 友だちの伝をたよってネパールのカトマンズに10日ほど滞在した時のこと。 ある日バザールに行くと、台所用品を作って売っているお店がありました。 私の目を惹いたのは丸い平らな金属の板の数々。 「あれはナニに?」と聞くと、隣に並んでいる鍋を指して、 この金属の板を叩いて、見本のような鍋を作ってくれるというのです。 値段は金属の種類と重さで変わると聞いてたいそう驚きました。 今の私なら旅の記念にひとつ叩いてもらって持ち帰ったでしょうが、 当時は鍛金などという言葉も知らず、ただただ驚いてしまっただけでした。 そんな私が鍋の代わりに買ったのが↓こちらの茶漉しです。 大きいほうが直径8.5cm、全長22cm 小さいほうが直径6.5cm、全長19cmです。 当時のネパールの製品にしては作りがスマートで頑丈だったもので。 特徴は茶漉し部分の底が外れて、網が取り替えられること、でしょうか。 と言っても、残念ながら替えの網を買ってこなかったので、 一度も取り替えたことはありません。 幸いそんな必要もなかったのですけれど。 その時案内してくださった若き仏教学者のY氏に 「いろんな人が遊びに来て、買い物にも付き合ったけど、 茶漉しを買った人は初めて」と言われて、 この茶漉しの素晴らしさを力説した記憶があります。 いまこうして「平らなものを叩いて立体⇒カトマンズのバザール⇒茶漉し⇒Y氏」 と連想ゲームを続けていくと、後にY氏と結婚したH嬢のこと、 そもそもH嬢を紹介してくださったM先生のことなどとめどもなく話が続きそうで こういうのって加齢のせいなのだろうか。 う~ん、つくづく「ものには思い出!よ」って TVに向かってつぶやいたりするこのごろです。
by gongxifacai
| 2009-11-02 01:14
| ワークショップ
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Comments(2)
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マダム
at 2009-11-03 09:43
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いつも楽しく拝見しております。
今回ネパールの量り売りの話にひかれて、 投稿しております。 私もカトマンズでポットを買いましたが 売り手が秤を出してきたのには驚きました。 ポットは今でも使われずに居間の飾りになっています。
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gongxifacai at 2009-11-04 16:13
マダム、コメントありがとうございます。
ネパールで量り売りのポットをお買いになったとは! デザインによって作りやすいとか、 難しいとかで値段は変わらないのでしょうかね。 今から思えばそのへんのところも取材したかったです。
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