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黄道婆記念館の展示品の中に「松江老布」という綿織物がありました。 まさか黄道婆の時代(13世紀)ほど古いものではありませんが、 残念ながら現在ではもう織られていない布です。 ![]() 40年くらい前までは上海の近郊で織られていた布で「江南老布」とも呼ばれています。 ![]() ![]() 大体がこんな色の格子縞で、密度の濃いやや硬い布です。 これは商品としてではなく、家庭で家族のために織られた布なのです。 私が北京にいた頃、よく服を作ってもらっていた陸姐(ルージエ)という人が 上海郊外の出身で、自分でも結婚する前に織っていたと言っていました。 もう15~6年前のお話ですが、その陸姐が布好きの私と和子さんに 自分で織ったその布を「よかったら買ってくれないか」と持ってきました。 当時でさえ「こういう古臭いものはもう好まれないので」と言われ 「古臭いもの好き」な私たちなら興味を持つと思われたらしいのです:笑 まぁ、陸姐にこんな服↓を作ってもらっていたので、そう思われても仕方ないのですが…。 ![]() ![]() ![]() ![]() この服を着てデートにでかけた和子さん↑は当時の男朋友(現夫)に 「そんな田舎モンみたいな服を着ているなら一緒に歩きたくない」と言われて 着替えに帰ってきたことを今でも覚えています。 しかしこの「江南老布」はなかなか手強くて、服にするとけっこう 野暮ったくなります:笑 で、巻きスカートやジャンパースカートを何枚か作りましたが手に負えず 結局布として転売してしまいました。 (この頃私たちは陸姐に作ってもらった服を売ってお小遣い稼ぎをしていました) その数年後、池袋の東花風でこの布に再会しましたが、 東花風さんでも手に負えなかったとスタッフの方にお聞きしました。 東花風のお客さまで着物を作った方がいらしたというので、 拝見したかったのですがそんな機会もありませんでした。 ところが中国でいまこの布がじわじわと人気を集めているというのです。 北京在住の和子さん情報では中国でもネット販売されているようですし、 今回の麻ツアー参加者の方も上海のお店でこの布のバッグを見たそうです。 日本のネットショップでも扱っているところがありました。 「幻の名布」というのはちょっと言いすぎですし、草木染ではありません。 で、現在この「幻の名布」(笑)が和子さんの所に山積みされています。 最近、ちょくちょく里帰りする陸姐が親戚一同に声をかけて 家の奥に眠ったままの老布を集めてきたからです。 全部でどれくらいになるのと聞いたとき「一百多米:100mちょっと」と 言ったので安心していたら、なんと170mもあったとか。 本当に「多」だったと言うわけです:笑 試しにパンツを1本作ってみましたが、もう少し体に馴染むといいんですけどね。 ガンガン洗ったら少しは柔らかくなるかもしれませんね。 この夏はサンプルでもらった布をジャブジャブと洗ってみようと思います。
by gongxifacai
| 2010-06-15 09:05
| 2010:麻ツアー
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Comments(2)
麻ツアー、レポート楽しく拝見しています。
それにしてもこの「江南老布」、かなりしっかりした生地のようですね。 写真を見ただけでも、固そう〜 家族用と言うとやはり服用に織られた物なのでしょうか? それにしても、四枚の写真いい味出てます〜♪
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mizoさん、話があちこち飛んでなかなか帰ってこられません:笑
「江南老布」はしっかりとした布です。 たぶん歳月とともに柔らかくなっていくのだと思います。 服用に織ったものと聞きました。 友人はバッドカバーや座布団を作ったと言っていました。 ファブリックにはちょうどいいかもしれませんが、 私は服として形にしたいと思っています。 写真は’91年ですからもう20年近く前のものです。 ああ、嗚呼…。
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