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24日は高松からフェリーに乗って、豊島(てしま)へ。 少し前に、NHKの日曜美術館でダンサーの森山開次さんが豊島を訪れていました。 M子さんも私もそれを見ていて、「高松から行ける♪」ということで予定にいれました。 途中、有名な直島を経由するフェリーだったので目を凝らして見ましたが、 黄色いかぼちゃは港からは見えませんでした。残念。 フェリー乗り場の脇から島内を巡るシャトルバスがでています。 バスを待っていると近くで携帯で話をしている人がいて、 なんだか見覚えがあるなぁと思っていたら、声でわかりました! 金継ぎ教室でご一緒していたAさんでした。もうびっくりの再会。 シャトルバスは1時間に1本あるかないか、という運転間隔なので 周到に計画を立てないとうまく回れないのですが、 まるで計画性のない「野次喜多コンビ」だったので、 とりあえずお昼を予約した「島キッチン」の近くで降りることに。 案内所のお兄さんに聞いたら 「清水で降りると青木野枝さんの作品があるから、それを下から見上げてね」って。 面目ないことに二人とも「青木野枝さんの作品て???」というありさま。 (でも「島キッチン」は予約しているという周到さ:笑) ::::: これがその作品「空の粒子・唐櫃」でした。 2010年の「瀬戸内国際芸術際」の時に作られたというので、 2年の月日で鉄はこんな状態に。 上から見てもよかったですよ。 近くの小屋も作品のようです。 扉です。こちらもかなり錆びていました。 脇に回ると窓にも鉄が。 やがて植物に覆われ尽くしてしまうのでしょうか。 中を覗き込むとごく普通の掃除用具が収納されていました。 さてM子さんが、「連休だから一応予約しておきましたね」という島キッチン。 なんと行列ができていました。 そんな人の波をかき分けて「12時に予約しましたMです」って。 並んでいる人の視線がちょっとだけ痛かったです:苦笑 地元で採れた素材を生かした島のおかあさんたちの手作りフレンチ、らしいです。 なんと、この日は料理指導をしているシェフがいらしていました。 お願いしたのは「島キッチンセット」1,500円。 [前菜・サラダ・スープ・メイン・ご飯・お漬け物]という内容らしいです。 こちらが前菜のふろふき大根とサラダです。 しばらくして運ばれてきたのは「鯛の蒸し焼き(ヴァプール)」でした。 作り方は島キッチンのブログで紹介されています。 この後、お茶を飲む時間がとれないだろうということで、 デザートセットも注文しました。 M子さんは柑橘のパウンドケーキ 私は柑橘のクリームブリュレ 前日Kajitaのコーヒー茶会を体験してしまった私たちです。 感想は控えます:笑 ::::: お腹が満たされたところで、近くの「ストームハウス」へ。 東京オリンピックを小学生で体験した世代までは、 きっと覚えのある出来事。 夏の夕方、雷があるとよく停電をして天井からは雨漏り。 畳に寝転んで、そんな子供時代を10分間だけ思い出しました。 ::::: そしてこんな風景を眺めながら 15分ほど歩いて、待望の豊島美術館へ。 こちらが美術館です。 広さ40×60m、最高高さ4.5mの空間に柱が1本もないコンクリート・シェル構造で、天井にある2箇所の開口部から、周囲の風、音、光を内部に直接取り込み、自然と建物が呼応する有機的な空間です。内部空間では、一日を通して「泉」が誕生します。その風景は、季節の移り変わりや時間の流れとともに、無限の表情を伝えます。 言葉にするのは難しいですね。床から湧き出してくる小さな水滴が、 表面張力でじっと留まって、やがて限界に達して流れていくようすは いくら見ていても飽きません。 まるで意思をもった生き物のように生まれて、去っていく不思議な物体。 かなり大勢の人がいましたが、みんなできるだけ気配を消して あちこちから湧き出てくる小さな小さな泉をそれそれがじっと見つめているのに、 不思議と一体感があってもしろい体験でした。 そしてこちらはカフェとミュジアムショップ(ちらりと覗いただけです) 帰りのフェリーの時間が迫ってきたので、後ろ髪ひかれつつ 島に一台しかないタクシーを運良く呼んででもらって、 美術館を後にしました。 次回は季節を変えて、午前と午後に見学したい(再入場可!です) クリスチャン・ポルタンスキーの「心臓音のアーカイブ」にも行きたい。 池や沼が苦手な私にはちょっと怖いけど、森万里子さんの「トムナフーリ」も気になる。 そしてやっぱり直島と犬島にも足を伸ばし、帰りは猪熊さんの美術館で〆たい。 そうそう、イサム・ノグチも予約しちゃいましょうか! と壮大な(笑)計画を語り合った帰りのフェリーでした。
by gongxifacai
| 2012-12-01 00:34
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