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3月16日にエノコロで枇杷染めのワークショップををしました。 こんな実がなるのは初夏ですが、この辺りでは販売用に栽培もされています。 今回の染めに使うのは枇杷の葉です。 煮だしやすくするために刻みます。 後処理がしやすいように洗濯袋に入れます。 ひたひたの水を注いで火にかけます。 沸騰したら火を弱めて20分くらい煮ます。 はじめはこんな色です。染まるかなぁと心配ですか? しばらく煮ていると赤みがでてきます。 別な容器に移して、また新たに水を足して煮出します。 あまり赤みが出ないようでしたら、アルカリを加えます。 *今回は木灰をたくさんいただいたので、熱湯を加えて2~3日おき 上澄みをとって「灰汁:あく」を作りそれを使用しました。 灰汁が作れない場合は重曹でも大丈夫です。 時間があるときは煮だした液を2~3日置いておきます。 するとどんどん赤みが増してきます。 今回のワークショップではあまり時間がなかったので、 前日のエノコロオープンデーの午後からずっと煮出しておいて、 そのままほぼ一日置いた液で染めました。 煮だした後の葉はこんな色になりました。 化学繊維の洗濯袋もうっすら染まったかのよう。でもこれは洗うと徐々に落ちます。 手ぬぐいには絞りで模様も入れてみましょう。 並み縫いをして絞っただけでもけっこう効果的ですね。 布を屏風畳みにして、割箸で挟んだ「板締め」もどきと、 芯をいれてグルグルと糸を巻いた「巻き絞り」も組み合わせで個性的になりました。 私の写真では色が薄めに写っていますが、乾くとこれくらいかな。 今回染めに使った布はオーガニックコットンでした。 事前に煮洗いして、その後呉汁処理もしました。 その効果もあって、短時間でしたがよく染まったと思います。 ご紹介するのは見本用に染めた時に使った「唐松絞り」です。 簡単な割にはちょっと見栄えがします:笑 同心円の下絵を消えるペンで布に写して 布は半分に折って縫うので模様も半分です。下絵にそって縫います。 全部縫ってから絞ります。 そして染めます。 糸を解くとこんな模様が現れます。(水色の毛糸は藍の生葉染めです) 大きさを変えていくつか散らすと「手の込んだ」感がする絞りです。 この手ぬぐいも3つ絞りましたが、写真にはうまく写りませんでした。 もっと濃い色で染めて、またブログに載せますね。
by gongxifacai
| 2014-03-17 10:39
| ワークショップ
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