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静かに人気沸騰中の「ワインな夜」はとうとう月に2回開催となりました。 去年の6月から4~5人の参加で始まった「ワインな夜やってるよ!」 参加者が次回の予約をしてしまうので、 新しい人がなかなか予約ができない状況になり、 第一火曜と第三火曜の2回になりました。 少し前から参加しているメンバーは基本的には第三火曜日です。 ということで私も第三メンバーとなりました。 おやおや、昼間は金継ぎ、夜はワインと忙しいスケジュール。 (今月は先生の都合で金継ぎはお休みでした!) さて、前置きがながくなりましたが、こちらが今回のラインナップ。 フランス北部のアルザスとジュラ「涼しい産地」の飲み比べです。 まずはジュラの白から。品種はシャルドネ60%とサヴァニャン40%です。 サヴァニャンはジュラ独特の品種。 自生酵母で別々に醸造してから上記の割合でブレンドして瓶詰め。 このワインはかなり個性的。なんとカレーの香りがします。 ソムリエールがそんな紹介をした時、内心「ちょっと大げさ」って:笑 でも一口いただいて、その香りに驚きました。 直接的な香りではなく「アフター」と言われる、 飲んだ後の香りがまさにクミン!です。 そこでおつまみもクミンを使ったパテ。大根のサラダにもクミン♪ 次なる白はアルザスのリースリング100%のもの。 リースリングは万能な品種で、甘い~辛いまでその熟成で使い分けると そんな味のワインがつくれるそうです。 日本にはかつて「マドンナ」というドイツの甘口ワインが 一世を風靡した時代があったので、 リースリング=甘いという印象を持つ人が多いんですね。 (ワタクシもでした!) この2009年のリースリングワインは今の季節なら冷やさないで 15度くらいで飲みます。 アルザスは山の麓ですから土地にはミネラルが豊富で、 それを葡萄が吸い上げて切れのある筋の通った味になっています。 中国茶にも岩茶というものがありますが、 これは武夷山の岩のミネラルを養分として育ったお茶で、 香り豊かなコクのある味で有名です。 そんなことを思いながらいただきました。 う~んと唸る美味しさです。 とくにこちらの春野菜と合うというのが皆さんの一致した感想でした。 菜の花と新玉ねぎをアマランサスを使ったソースで味付けした一品。 左側がこのアルザスワインのコルクです。右に比べて長いのは 長期熟成に耐えられるようにとの配慮。高品質のコルクでした。 20年くらい寝かせてから飲んでみたいとソムリエール。 20年は待てないぞ、私! そしてここから赤です。 おなじくジュラから。生産者も同じドメーヌ・ヴィエさん。 ヴィエさんは1955年生まれで、日本では新しい生産者です。 品種はピノノワール100%。かのロマネコンティもピノで作られています。 ピノノワールは葡萄の皮の色が薄いので、 カベルネに比べてワインの色も透明感があります。 ワインの色って、テーブルクロスに写ったのが本当の色、らしいです。 アルザスの赤もピノノワール100%で生産者も白と同じビネールさん。 ビネール一家は1770年からワインを造り続けている名門で、 一度も農薬を使ったことがないという正真正銘のビオワイン生産者。 収穫も手摘みで家族だけで手入れのできる11haの畑だけなので、 生産量も限られていて、日本ではなかなか入手できないというのが実情。 それなのに、このワインを前に飲んだことがあるという 参加者がいてびっくり。 またアルザスワインは92%が白なので、アルザスの赤という とても貴重なワインを紹介していただけたことになります。 そういうことも「ワインな夜」のお楽しみです♪ 赤に合わせたのは玉ねぎのパイとアーモンドとチーズの塩クッキー。 参加者のお一人から 「友人にビーガンのワインと言うのをもらったのですが、どういう意味?」 という質問がでました。 ソムリエールの解釈では、ワインを濾過する時に卵白を使うので、 そういうものを使っていないということではないかと。 余談ですが、余った大量の卵黄を消費するために考え出されたのがカヌレ! カヌレの正式名称は「カヌレ・ド・ボルドー」だそうです。 ビオワインはほとんどが無濾過なので、卵白を使うこともなく ビーガンワインというならぜ~んぶビーガンです。 まぁそんなことはどうでもよろしくて、美味しければOK!です。
by gongxifacai
| 2015-03-17 23:42
| 真鶴あたり
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