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12日、日帰りで多治見の「ギャルリももぐさ」へ。 前日から始まった「手しごとの営み」にイタリアから齋藤田鶴子さんと Sissiが参加。 青土さん、津田さんとイタリアには行けなかった朝日さんも集合しました。 こちらはSissiの農民の衣服コレクションの一枚です。 イタリアで見せていただいたのですが、 日本に持って行くからネットには載せないでねと言われていました。 そういうことで、展示が始まったので解禁です! ピエモンテのVal Sesiaという村の小さな古物店で手に入れたいくつかの農民の衣服は見た目にも美しい創意工夫がこらされている。鮮やかな色糸で手織りされたスカートを締めるための紐、すり切れたポケットの口を補強する為の縞模様のリボン、裂けてしまったスカートの布のとじ口を隠す為に施された小さな花の刺繍、ダマスクに織られた布でほころびを内側から二重に補強した布...。 布だけ見たらアジアの縞のようですね。 リネン博物館の保管庫で見たあの服を思い出しました。 「あんなきれいな服を着て農作業をしていたんですか? スカートでは作業しにくいと思うのですが」という質問がありました。 この写真集を見た時、私も撮影用かしらと思ったのですが、 Sissiの答えは意外なものでした。 「イタリアの女性にとっておしゃれはとても大切なことです。 1950年代までイタリアの女性はズボンを穿いたことがありません。 ずっとスカートでした。ですから農作業もスカートです。 それはインドの女性がサリーで農作業をするのと同じです」 こちらはSissiの作品。 分かりにくい写真ですが巻きスカートのようなつくり。 安藤明子さんのサロンとは違って、両サイドから折りたたんで 身体に合わせるスタイルになっています。 中央の布は青土さんの苧麻です。 ほかにも面白い、よく考えられた形のブラウスや羽織ものがありました。 会場の写真はありませんのでももぐさのHPでご覧ください⇒ 手しごとの営み こちらも展示だけかと思っていたら、販売しているというので 思わず買ってしまいました。 大麻のざっくりとしたチュニックで、これは寝間着だそうです。 この寝間着は10着くらいありましたが、中央部分になんだか 青っぽい繊維があって面白いなぁと思ったのでこれにしました。 袖の三角はアジア的と思っていましたが、ゆとりの発想は同じですね。 脇に細長い三角の布が2枚入っています。Portoさんのワンピースのよう。 10着の寝間着はみんな「C・A」のイニシャルがはいっていました。 同じところから出たコレクションだったそうです。 かつてイタリアでは女の子が生まれると、 嫁ぐ日に持たせる布や服を準備し始めたそうです。 私が着るとなんだか割烹着のように見えてしまうのが ちょっと残念でなりません。 StefanoとSissiは京都に滞在した後、 東京にくるのでまた会って食事をすることになりました。 まだ1年も経たないイタリア麻布ツアーですが、 もうずっと前からの知り合いのような気がするのは不思議です。 ああ、イタリア麻布ツアーの記録、まだ終わっていないんですよね。 2人が東京に来る前に更新したいと思いつつ、 明日からGSS4に突入! 間に合いそうもありません。 イタリアのリネン事情や繊維のとりかたなどはこちらで⇒ 齋藤田鶴子さんの亜麻のお話
by gongxifacai
| 2015-07-13 11:37
| 来た・見た・買った
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Comments(4)
Commented
at 2015-07-15 13:15
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
つる
at 2015-07-15 21:46
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先日は遠方よりお越し下さいまして大変ありがとうございました!
トークの間も麻ツアーの皆様の気配を感じつつ、お陰さまでキンチョーせずに話せました。(途中Sissiの話が深くなり、通訳焦った箇所もありましたが。) お食事会、今から楽しみ!です。 8月の展示に向け、ふたたび創作モードに切り替え中です。お会い出来るのを楽しみに織作業に励みます。
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gongxifacai at 2015-07-15 23:58
Commented
by
gongxifacai at 2015-07-16 00:06
つるさま
こんなレポートですみません。 今回はご自分の話と通訳と同時進行で大変でしたね。 今回の大作、色の流れがすてきでした。 やはりリネンの艶めかしい質感にゾクっとしてしまいました。 三越展、楽しみにしています。
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