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「ユキ・パリス」さんで買った布の破れを繕うには、どんな布がいいだろう。 よくよく見ると麻ではないかもしれない。 いずれにしてもざっくりとした自然布だわ。 だとしたらあそこ。 そうです「ギャラリー啓」さん。 ホテルへ戻るのをやめて、バスを丸太町で降りる。 久しぶりのご挨拶もそこそこに、布をみてもらい相談する。 ハギレを集めてある籠を見るが、風合いの合うものがみあたらない。 すると啓さんが何か思いついたように、奥に入って行った。 「これなんかどう、合うん違う?」(←京都弁完全再現不能のためお許しを) 以前啓さんがバッグを作っていたときの残りギレだそうな。 (啓さんはバッグ作家。ただ今冬眠中) 1年位前、小分けにして置いておいたら、あっという間に売れてしまったのだが、 私が入ってくるちょっと前に、FAXの置き場を変更するために片付け物をしたら、 どういうワケかこのハギレが一袋だけでてきたらしい。 ああ、なんというめぐり合わせだろう! 「ちょっとぞぞっとするわね」と2人で笑ってしまった。 よく見ると科布(しなふ)もある。 (中央にあるやや明るい茶色に白っぽい線が入っているのが科布) 「今なら科布に鋏入れるなんて、考えられない。でもその時は作りたい、という気持ちの方が強かったのね」(←ここも京都弁に翻訳して読んでください) 「そうだ、糸も新しいのじゃなじまないわね」というと、 ←これをくださった。 古い着物を解いた時、こうして糸を取っておくという。 くり抜きはぎにこだわっている私に、糸でかがっただけで繕ってある布を見せてくださった。 写真を撮らせていただけばよかったのだが、 それは蒸篭で何かを蒸す時に使う、ざっくりとした布だった。 使い込まれていて、何かを置いたところだけがアクでいい色に染まっていた。 ギャラリーで見たらだれでも「味のある布」と思うけど、 数ある布のなかからこういう物を探し出してくる人を 私は尊敬してしまうなぁ。 その他にも古い着物の繕い方をいくつか見せていただいた。 「ユキ・パリス」の2階にも、ギンガムチェックのリネンのツギ当て見本があったっけ。 思いがけず手に入れたこの布をどんな風に繕うか、思案のしどころですね。
by gongxifacai
| 2006-02-10 15:12
| 旅のアルバム
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Comments(4)
布も糸も、こうやって大切に大切に使うのですね。
私なんか罰が当たりそう。。。 どんな作品になるのか楽しみにしています。 ・・・・出来れば途中経過も見たいなぁ。
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karumian at 2006-02-10 23:17
布が布を呼ぶ、そんなことがあるのですね。
欲しい物を、したい事をずうっと念じていれば、いつの間にか、近づいているっていう事でしょうか。
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gongxifacai at 2006-02-11 19:41
anneさん、どちらの布もうまく生かせればいいんですけれど。
ポジャギを2つ抱えているので、その後になりますが、ぼちぼち繕ってみたいと思います。 あっ、さっきプレゼントに応募しました。当たるといいなぁ。
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gongxifacai at 2006-02-11 19:45
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