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恩ある方のお通夜に行ってきました。詳細はManbowにお任せしておきましょう。 お通夜は午後6時からなのに、ご自宅へ昼間からお邪魔してしまいました。 正確にはお向かいの「東(ひがし)邸」にあがりこんで、ご無沙汰中の様子や、昔話に花を咲かせていました。 「花を咲かせ」ているものがもうひとつ。 東邸のこの薔薇の花。 ナナ子夫人の話によれば、 「ヤナギサワさんが、育ててくれた薔薇なんです」とのこと。 「歯に衣着せぬ」ところのあった「ヤナギサワさん」は 「ナナ子は植木育てるの下手なんだから」と言って、人さまのうちの薔薇に水をやったり、勝手に剪定したりしていたらしい。 「今年はいつもよりたくさん咲いてます。薔薇の花がみんなヤナギサワさんちの居間のほうを向いて咲いてるでしょう」入退院を繰り返していた「ヤナギサワさん」は帰ってくると、居間にベッドをしつらえて休んでいたらしい。 「この花は私が育てたんだから美智子バラさ」と自分の名前をけて呼んでいたと聞いて笑ってしまった。 向かい合わせの家を買ったご縁で30年のお付き合い。「遠くの親戚より近くの他人」ってこういうこと。 ヤナギサワ家に遊びに行くと、いつも飛び切りおいしい餃子を 差し入れてくれたナナ子さん。 私たちはお代わりが欲しくなると、東邸に向いた窓を開けて 「なんてウマイ餃子なんだ」とリクエストコールをする。 すると10分後には笑いながら焼きたて餃子を持ったナナ子さんが現れる。 それがどんなに幸せな時間だったのか、思い知った一日でした。
by gongxifacai
| 2006-06-01 23:30
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