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日本にとってのW杯が正念場を迎えていますが、「あやかり企画」としてはもう時間が・・・・。 カイザースラウテルンの後、ベルギーのブルージュに行きました。 なんといってもアレがあるのでとても楽しみにしていた訪問でした。 中世の町並みがそのまま残っている町の主な観光名所はこんなボートで周りました。 そしていよいよアレとご対面。こじんまりとした博物館でした。 かわいい乙女が迎えてくれました。乙女もアレの真っ最中かな。 アレってコレ、一度は見たいと思っていた「ボビン・レース」です。 ボビン・レースはやはり手間と時間がかかるのでたいへんな贅沢品でした。 家族のために楽しみで作っているお年寄りが多かったです。 日本の「絞り」と通じるものがあって一抹の淋しさを覚えました。 街中のレース店の商品はほとんどが中国製でした。 ガイドに「ここはベルギー製のレースがそろっているお店です」と案内されたところでも、 70%くらいの商品が中国製でした。 なにしろ中国でそういうものをうんざりするほど見ているので、悲しいくらいすぐに分ってしまいます。 話は前後しますが・・・・ ドイツ西部の町・クレフェルトの小さな領主の館。 先生とKさんはこのお城の最上階のお部屋に泊まっていました。 「幽閉の姫君」といった雰囲気で、ちょっと怖かったです。 蛍がたくさん飛んでいました。 こちらが「日本の絞り展」の会場となった「テキスタイル・ミュージアム」です。 1階が展示室。 2階が職員の研究室。 そしてこの茶色の屋根の下(3階部分)に管理人一家の住まいと職員食堂と私が泊まった部屋がありました。 展示準備が終わって、誰もいない館内を自由に見て回れて幸せでした。 ←これが「絞り展」のポスターです。 絞り終わって、染める前の布です。 藍で染め上げた布ではなく「白」を使ったデザインに驚きました。 このポスターを一枚持ち帰って、絞った方に記念に差し上げました。 まあ、「にわか助手」としての「涙の修行」もありましたが、今となってはよい経験でした。 めでたし、めでたし。
by gongxifacai
| 2006-06-22 01:05
| 旅のアルバム
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Comments(8)
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pojagi_jp at 2006-06-22 18:39
ヘぇー、ボビンレースってこうやって作るんですかぁ?
もっとメカっぽい道具を使って作るのかと思ってました。 それにしても、このミニチュアマラカスみたいな駒がこんがらがったら、テーブルひっくり返したくなるでしょうね。
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gongxifacai at 2006-06-22 21:29
「ミニチュアマラカスみたいな駒」がボビンです。いくつか買ってきました。
もちろんやるつもりはありませんけど、記念にね。 下絵に沿って動かすと、じわじわっと形が現れて魔法みたいでした。 こんがらがったら喜ぶのは私だけ?もつれた糸を解くのは大好きなので。
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nabiオンマ
at 2006-06-23 01:07
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わぁ、よだれの出そうな画像です。ボビンレース素敵ですよねぇ。幾何学模様フェチのnabiオンマです。
実はその昔、ボビンレースにするかタティングレースにするか悩んで、手軽にはじめられるタティングレースをすこしかじったことがあります。
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hokui44do05 at 2006-06-23 08:37
一時、レース編みしていたことがあって、
ボビンレース知ってました。 同じように繊細な仕上がりのクンスト編みは 棒針でするレース編み。 こちらで日傘を仕上げた友人がいました。 どちらにしてもレースはもう私の挑戦の世界じゃないと決めてますが・・・
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saheizi-inokori at 2006-06-23 10:12
シンクロニシテイって本当だと思うことが多いです。一昨日神田の初めて行った居酒屋に小さなレース網をガラスの額に飾ってあって「母がお土産に買ってきたの。高いから大きいのは買えなかったと言ってました」というオバサンの話を聞いたばかりでした。多分これじゃないかな。無趣味ですが。
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gongxifacai at 2006-06-23 22:23
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gongxifacai at 2006-06-23 22:37
コリンゴさん、タティングレースとかクンスト編みとか、ヨーロッパの手芸も奥が深いですね。そういえば「ユキ・パリス」にいろいろありました。
ワタシもレースは見るだけで充分です。
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gongxifacai at 2006-06-23 22:46
saheiziさま
「シンクロニシテイ」という単語、思わず辞書を引きました。 ホンモノは確かにお高いです、私には手がでませんでした。 でも本当に美しいものです。 神田の居酒屋ですか、ちょっとミスマッチな感じですが、却って粋ですね。
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