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7月に入ってはじめてのお休み、久々に藍染めにいってきました。 「板締めですねと知ったかぶりをしたら、いろいろ説明してくれたのだけどよく分からなかった」という言葉が添えられていたので、S氏にお聞きしたらたちどころに判明。 ←ヒミツは板締めに使うこの溝のある板でした。 これは絣を織る時の経糸を染めるために考案されたものだそうです。本来は図案に従って糸で括って防染しますが、それでは手間がかかるので、この板に糸を挟んで染めるというもの。 その板を転用したものです。 上下の板は同じものでなければなりません。 その2枚の板の間に、布を寄せて乗せます。さらにその板を2枚の薄い平らな板で挟みます。 クランプで強く締めて完成! 後は藍甕に沈めて、気に入った色になるまで染め重ねます。 でもただ藍甕に入れておくだけでいいので楽ちんな染めです。 こちらの板は細長いので、布をわざとはみ出すように挟むことにしました。この板は同じものが2枚見つからなかったので、半幅に切って2枚にしたもの。 絣の模様によって溝を彫っているので、同じように見えても微妙に違うんです。 同じものを2枚見つけなくては! 5回ほど藍甕にいれました。 素材は80番手の綿ローン。 布が薄いのでこれ位でよしとして、板を外して結果をみましょう。 縞の部分が溝のすき間から藍液がしみ込んで染まったところで、黄色味がかっているところは「藍のアク」です。これはよく洗ってすすぎ落とします。 さて広げるとどうなってるんでしょうか。 結果はこんなふうになりました。↓ はみ出した部分がアクセントになって、藍と白地のバランスなど全体的にはいい感じ。 でも肝心の「不思議模様」は出かたが少なくてがっかり。 初めての染めだったので、布の重なりかたと模様の関係がよく掴めていませんでした。 模様をはっきり出したいときは、布を重ねてはいけないんですね。 最初に載せた写真のハンカチは鶴の形に折ってから挟んだと効きました。 折り重ねた部分が多いので全体的に白地が多いわけです。 私の好みから言えば、もう少し藍染めが多いほうがきれいだと思うんですけど、いかがでしょう?いただき物に注文つけてなんですが・・・・。 ピーニャも染めました。う~ん美しい。 疲労困ぱいの元は、別に染めた3メートルのタイの手織り木綿でした。こちらはプレゼント用の半纏の不足分。 ざっくりした風合いで染まりやすい布なのですが、昨日の藍はご機嫌ナナメだったらしく、何回藍甕に入れてもなかなか望みの色まで染まらず困りました。 先に染めた模様入りの布との色のバランスのため、ただひたすら濃い藍色に染めたかったのですが、結局お昼頃から染め始め、午後7時過ぎまでかかりました。 あ~~、疲れたよ~。歳を感じる時です。
by gongxifacai
| 2006-07-02 09:14
| 染め いろいろ
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Comments(8)
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知ったかぶり
at 2006-07-02 14:17
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よーく分かりました・・・・・・と思います。
私も「四隅は面白く染まってるけど、真ん中はどうよ」と思ったのですが、作家の方がイチオシだったのです。 もう一度トライするおつもりなら、私の手元に残したようなのをぜひ。 やはり藍の分量が多い方がステキだと思います。
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gongxifacai at 2006-07-02 15:48
知ったかぶりさま←失礼な言い方ですみません。
作者って技に溺れることがあります。特に絞り染めのようにめんどくさい割りに地味なことしてると。要は結果ですよね。 そちらの手元に残ったハンカチをもう一度見せてください。 イメージ通りのものが染まるまではチャレンジします。素材のハンカチは引き出しにわんさかあるんですよ。 次は骨董市でこの板を見つけなくては。ご協力よろしく!
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知ったかぶり
at 2006-07-02 17:01
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iroito1223 at 2006-07-03 10:18
8月に染め教室で板締めをするんですが、、こんな方法もあるのですね!!
で、ちょっと無謀な企みを思いついたのですが、自分で彫刻刀とかで模様を作っても出来るかな??2枚同じものが必要なんですよね。 なんか、わくわくします。成功したら報告しますので。。
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itotoki at 2006-07-03 10:56
はじめまして。柿渋の検索していたら、着ました。勉強になる事がいっぱいでうれしかったです。『布の教室』いいですね。近くにあれば私も行きたいです。布の画像を見ていて、ドキドキするくらい素敵で、触ってみたいなあと思いました。これからも時々、読ませて頂きます。
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gongxifacai at 2006-07-03 17:18
iroitoさん、自分で彫るって発想が素晴らしい!
3mmぐらいしっかり彫ってくださいね。全く同じものが2枚必要です。 凸と凸を合わせて布を挟みます。そうすると凹と凹のところに藍液が入ります。 甕から引き上げたら、合わせ目を下に垂直に立てて、余分な藍液を切ります。 布は薄いほうがムラにならずにきれいだと思います。 うまくいったら私にも彫ってね!
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gongxifacai at 2006-07-03 17:37
itotokiさん、こんにちは。織をなさっていらっしゃるんですね。それから畑も。
「こんなんほしかっ展」のことは別な方のブログで拝見してました。 機会があったら日頭下を羽織ってみたいです。 見聞きしたものをお伝えすることで、誰かのお役に立てば嬉しいです。
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iroito1223
at 2006-07-04 14:28
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huiziさん、うまくいったら!!気長に待っててくださいねっ。。
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