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子供のころから百科事典や漢和辞典を見るのが大好きだった。 特に目的がなくてもパラパラとページをめくっては、気になる項目を読む。 知ってどうなるということでもないのだけれど、気になっていたことが分かると なんだか得した気分を味わえる。 数年前、学生時代の友人と話をしていた時に、 「そういえばあなたって、昔から役に立たないことよ~く知っていたわね」と言われて 愕然としてしまったことがある。(さすがお局、こういうことをサラリとおっしゃる) 自分が知りたがりなので、ヒトもそうと思いがちだった頃、 きっと彼女に聞きたくもない話をして困らせていたのだろう(冷や汗) そんな私をとっても満足させてくれる本に出会った。 藍から青へ 自然の産物と手工芸 コンフォルト増刊:建築資料研究社刊 この本はCONFORT55号(2002年8月号)から78号(2004年7月号)まで連載された『自然の産物と手工芸』を加筆訂正し、再編集したものだそうです。 内容は植物・動物・鉱物・工程の章に分かれ、それらの素材とそこから生まれた手工芸について書かれています。 素材の写真はまるで標本のように正確で美しく、それらの素材から人の手を通して作られたものは私の物欲を限りなく刺激します。実に困った、楽しい本です。 著者は石田紀佳さん そう、私の味噌の師であり、庭の楽しみの案内人でもあるのりか先生の本なのですよ。 あとがきに「自然の産物は他にもたくさんあり、筆者の狭い了見の中で選んだものは偏ってもいます」とありますが、選ばれたものは私の好きなもの・ことばかり。 しかも手工芸の作家さんが「う~む、さすが!」と唸らせる人選になっています。 また続いて「再編集・レイアウトがされて自分を離れてみると、ちょっと風変わりな味のある本になっているように思います」とありますが、たしかに私がここ数年で出会った本の中でも出色の本だと思います。 のりかさんと出会ったのは今から数年前、真木テキスタイルの竹の家が最初でした。特に紹介されたわけではなかったのでずっと「真木のヒト」と思っていました。 「工房からの風」でお見かけした時も、同じく真木の金森さんが参加されていたので、その関連なのか、と勝手に思っていました。 そんなのりかさんが突如らふとで味噌の師として登場したので内心驚きました。 稲垣さんの手しごとを結ぶ庭によると、のりかさんは「梅を干したいから、会社を辞めた」のだそうです。筋金入りだったんですねぇ。 最近は世田谷ものづくり学校の「庭仕事の楽しみ」で、いろいろな喜びを分けていただいています。
by gongxifacai
| 2007-02-04 13:28
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Comments(13)
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nori
at 2007-02-05 10:23
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ご紹介ありがとうございます。(幅広い了見をお持ちのけいこさんだから、私の狭い了見をつつみこんでしまうんでしょう。)
1冊の本ができるのにたくさんの人の手と時間がかかるのは、素材からものができていくのと似ているのだと、わかりました。再編集するときにはデザイナーの山口信博さんのアドバイスで、リードや扉の言葉を加えたりして、その作業がとてもおもしろかったです。本文には込み入った内容も多いので、きれいな写真と短文だけを見ていただければ、とも思いますが、書店でみつけられるかなあ。。実は私はなんだか恐くてまったく本屋にいってないのです。 *味噌の会、楽しく終了しましたよ。
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sakuragi
at 2007-02-05 12:12
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味噌作り行ってまいりました。
この本の紹介があったとき、既に購入して持参していたのですが、サインをしてもらおうと思って....。出しそびれました。(苦笑) この手の本は家族が持ち出して中々戻してくれないので、「愛読書の棚」に早速入れておきました 蒟蒻の「味噌炒めにんにく風味」がとてもおいしかったです。秋が楽しみ!
こんばんは。
昨年、お味噌のワークショップをこちらで知り、ずっと憧れていたのですが 昨日参加してまいりました。楽しかった~です! いつも、本当にありがとうございます。 おちらの本は、らふとでちらりと拝見したのですが、はやく入手しなくては!と思っています。
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gongxifacai at 2007-02-05 23:41
のりかさん、これから読むかたの楽しみのために触れませんでしたが、
「まえがきにかえて」にグッっときました。 リードや扉の短い言葉も、本文とは違うのりかさんの一面を見せていただきました。 大きな書店や積極的な書店員のいるお店には、発売日に並びますが、 普通のお店だと1週間から10日くらいかかります。 これは本の流通の問題ですから仕方ありませんね。 図書館においてもらいたい本でもあるので、そうだリクエストしよう!
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gongxifacai at 2007-02-05 23:45
sakuragiさん、味噌作り楽しかったですか?
早い、もう手にしていたんですか、この本。 サインしていただけばよかったのに! ねらい目は「庭仕事の楽しみ」ですよ、いかがですか? そうしたら私もsakuragiさんにお目にかかれるのになぁ
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gongxifacai at 2007-02-05 23:49
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nori
at 2007-02-06 14:12
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前書きにかえては、最後の最後まで恐れ多いことをしているなあ、とためらっていました。でもあのことばは自分がこの10何年ほど、折りに触れて読み返してきたもので、今回たまたま本のタイトルともあい、思いきってお借りしたのです。内容もそういったことを目指しているわけですが。。。ぐっときたといわれ、ほんと、じんときます。
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re-refrain
at 2007-02-06 18:08
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はじめまして!re-refrainと申します。
ちょこちょことですが、楽しく拝見させて頂いております。 私も、中国・台湾茶が大好きで、布や染色にも、とーっても興味があるんです!(今はまだ、糸紡ぎをはじめたばかりなのですが・・。) ちょうど今日、この本を本屋さんでみかけて、欲しいーー!!と思いつつ、迷って帰ってきてしまったのです。近いうち、絶対に手に入れようと思いますー!ありがとうございました。
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gongxifacai at 2007-02-07 12:06
のりかさん、ではのりかさんの投げたボールをしっかりキャッチできたということでしょうか。この本に触れた人には届くと思います。
この一冊の本には、その10何年かの時間が凝縮されているんですね。
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gongxifacai at 2007-02-07 12:11
re-refrainさん、コメントありがとうございます。
本屋さんで手に取られたんですね。繋がってますね~。 ぜひご購入をお勧めします。糸紡ぎや染色をなさるなら、必携ですよ。 出版社の回し者ではありませんが、のりかさんの回し者です(笑) いつか、機会がありましたら一緒にお茶を飲んでお話したいです。 これからもよろしくお願いいたします。(ブログ拝見してきました)
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re-refrain
at 2007-02-08 00:59
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こんばんは。早速本日、購入させていただきました!
ご紹介の通り、本当にどこのページも美しく・・。目移りばかりしてしまいます。これからじっくり、読み込みたいと思います。 (間接的にですが、本を書かれた石田紀佳さんとつながっている?のもすごいです・・。素敵な本をありがとうございました。) 本当に、いつかお茶を飲みながらお話ができたらいいですね・・。 私も、去年の夏に初めて台湾に行って、魅力にはまってしまいました。 実は、「台湾ニイハオノート」も気になっていて。これも購入したいです(笑)。 それでは、また遊びにきます。
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at 2007-05-03 12:27
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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gongxifacai at 2007-05-03 19:47
鍵コメさん、文字化けして読めません。
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