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コブナグサでは、驚くほど鮮やかな黄色が染まります。 手順は写真を見れば一目瞭然。 まず、コブナグサを刈り取ります。(被写体は講師の伊澤明子さん) らふとの庭ではもうこぼれダネから自然に生えているようで、デッキの周りや koyaの壁に沿ったところにも元気に生えています。 こちらのコブナグサはとてもきれいなので、さっと洗うだけで済みました。 ホコリの多いところで採取した場合は、念入りに洗いましょうね。 なんてきれいな草なんでしょう。これから黄色がでるなんてふしぎ。 しかし、容赦なく切り刻みますゾ。 水から火にかけて、沸騰してから火を弱め15~20分くらい煮出します。 今回は煮出すのは一度だけ。柔らかくてフレッシュな草の場合、 多めに採取してさっと煮出したほうがきれいに染まるとのことでした。 私は乾燥したコブナグサでしか染めたことがなかったので、 その時は何時間か水に漬けておき、2~3回煮出しました。 さらしの布で漉します。熱いので気をつけてね。 一度でこんなにきれいな、濃い液がとれました。氷レモンのシロップのような色。 今回は、木綿とシルクの二種類の布を染めました。 どちらかの布に、絞りで模様をつけます。 煮出している間に、絞ります。こちらは豆絞り。三浦絞りの原型ですね。 中に大豆を入れて、輪ゴムで止めます。 私は屏風畳にして割り箸で模様をつけました。板締めです。 針と糸があれば簡単でおもしろい模様ができたんですけど、ね。 なぜか、シルクを絞った人はいませんでした。 染め液に布を20分くらい漬けておきます。その間、ときどき布を動かします。 次は媒染液を作ります。今回は酢酸アルミ。染める布の5%くらいを水に溶きます。 この媒染液に染めた布を20分くらい浸します。 それからもう一度、さっきの染め液に戻します。 コブナグサは媒染する前は、ほとんど染まっていないように見えたシルクも、 もう一度染め液に戻すと、驚くほど発色しました。 染め上がりを見てみんな嬉しそう。とくに木綿は絞ったので驚きがありました。 肉球を絞ったのは稲垣さん。豆絞りをみてすぐに閃いたらしい。 一つだけ大きさを替えればもっと「らしく」なったかも。 さりげなくコブナグサを添えて。
by gongxifacai
| 2008-09-14 00:31
| ワークショップ
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Comments(4)
いつもニッケの庭を楽しんでくださって、ありがとうございます!
もしや??と思い、寄らせていただいたら、、、、。 やっぱり、huiziさんはふたり(以上?)いるのだと確信しました。 絞りも板締めもなんて素朴な喜びを与えてくれるのでしょうね。。 すっかりはまってしまいました。 今年は「工房からの風」の出展者用手拭いも、私達で染めることにしちゃいました。 肉球、そうですね。なんか一味違うと思ったら。。 今度再挑戦してみますね。 リンク、させてくださ~い。。
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gongxifacai at 2008-09-14 11:13
hinataさんの「もしや?」にお応えできて本望です(笑)
実は昨日、お友だちと会って夕飯を食べてから帰宅したので、 ちょっとサボっちゃおうかなぁ、という思いも…頭をよぎりました。 出展者用の手拭いを見る、という楽しみもできました♪ では、ワタクシも対抗して(笑) その日までにお見せできるような手拭いを染めてみます! リンクありがとうございます。
おはようございます。
huiziさんのアドバイスに背を押していただき、「コブナグサ染め」試してみました。幸い見つけた草は本当にコブナグサであったようで(苦笑)きれいな黄色を見ることができました。ありがとうございました!! 勝手ながら、記事にリンクさせていただいています。よろしくお願いいたします。
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gongxifacai at 2008-09-22 18:02
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