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紺定 正藍型染
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3週間ほど前だったろうか、めずらしくけろさまからお誘いのメールが。 ![]() 私たち、はたから見ると強い絆で結ばれているように思われているけど、 めったに誘ったり、誘われたりすることありませんの。 めったにないお誘いですから、そりゃぁもうふたつ返事で 「ガッテン承知の助!」 誘われた先は伊東。 ![]() じつは未踏の地。 熱海で乗り換えたら1時間弱なんですね、びっくり。 東海道本線はこちらから熱海を越えるとスイカやパスモは使えません。 JR東日本とJR東海を跨いでは精算ができないんですって。 ICカードって案外オバカさん。 だから三島へ行くときには切符を買っていきます。 それで当然のことと思って、真鶴から伊東まで切符を買いました。 ホームで待ち合わせしたともみさん(元・蛸店長)に 「切符買った?」っていくぶん得意げに聞いたら、 伊東方面はJR東日本が伊豆急へ乗り入れているからスイカ使えますって! (位置関係が不明の方は、ご自分で調べてください) 今回の旅の目的はかの有名な「草の花ギャラリー」への表敬訪問。 草の花オーナー・ヒロコさまとけろさまは昵懇の仲。 その上、娘さんと同じ名前のともみさんとも仲良しらしい。 私はお会いするのは今回が3度目。 でもあちらさまは2度目と思っていたらしい。ちと残念。 「ほら、kosumiでお会いしたじゃありませんか?」といったら 「あっっ、そうそう」って話合わせてたけど、絶対に覚えてなかったと思う:笑 そしてもう一つの目的が「ひものBAR・分の一」で昼酒をいただくこと。 なに、このオサレ感たっぷりな空間。ここ干物屋さんですよね。 ![]() 今日は日本酒これだけありますよ、とずらりと並べてくれました。 ![]() もちろんすべておいしくいただきました。 ああ、世の中には知らない銘酒がた~くさんあるんですねぇ。 そういえばこちらのこの車海老の干物、 「ワインな夜」でいただいたことがありましたっけ。 ![]() 食べ終わると殻とお頭でじっくり出汁をとって 旬の生ワカメの味噌汁にしてくれました! なんという「お・も・て・な・し」でしょうか。 「めぼう」という烏賊の口もこんなに美味しいのは初めて食べました。 ![]() ほかにキンメとカマスも焼いてもらいましたけど、 う~んと唸る美味しさ。 帰りに買って帰ろうと思っていたのにすっかり忘れてしまったのは、 店長さまの破壊的な個性にやられてしまったからです。 垂涎ものの布コレクションの写真は撮り忘れたのに、 なぜかしつこく4枚も撮ってしまった鏡餅の写真。 ![]() 戦時中の代用品だそうです。 ![]() しかも実用新案まで取ってるし:笑 ![]() こちらもアンティークな紅白の玉、思わず載せてみました。 ![]() すっかり長居をして、けろさまとKKさんは念願の「ハトヤ」へ。 店長さまの車で送ってもらうことになり、ここでお別れ! ![]() ひものBAR・分の一はじつは「長平鮮魚店」という名の干物屋さん。 ![]() 私とともみさんはヒロコさんに駅まで送ってもらいましたが、 ほんとこの2人、とっても仲良しなんだわ~ ![]() このくらい酔っぱらってます♫ 昼間の酒は回るんです♫ ![]() ▲
by gongxifacai
| 2018-04-30 15:48
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12日~14日までの京都旅行で3日間とも長竹さんに行きました。 初日は一人でおばんざいを3種類くらい頼んで日本酒を。 ![]() 苦し紛れに「明日ここへ行こうと思って」と益富さんのHPのコピーを見せると 「知ってはる?」とお隣の中高年紳士2人組に聞いてました。 そのうちのお一人が「ああ、ますとみさんとこね」と答えると 長竹さんは「えきとみかと思うたわ」って笑ってました。 どうやらこのお二人は常連さんでややこしくない人たちだから いっしょに会話をしても大丈夫、ということらしい。 ![]() 長竹さんとの出会いについては前に書きましたが 「水野さんもいなくなってしまって寂しいなぁ…」ってしみじみ。 ![]() 2日目には「お義姉さんも愉快な人やったねぇ…」って。 ![]() そして「台湾の先生はどうしてはる?」とも。 ![]() すると長竹さんと知り合って、もう20年が経ってしまったことになりますね。 なつかしい「お母はんのちらしずし」、いまのメニューには「お母はんの」はついていません。 ![]() ![]() ここに来るといろんなこと思い出したり、忘れたり。 いつも美味しいお茶と食べもんとあったかい会話があって 私にとって、京都が単なる観光地でなくなった場所です。 ということで、今回のセンチメンタルジャーニー京都編はお終いです。 京都に行くといつも買って帰るもの ▲
by gongxifacai
| 2015-12-20 21:45
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Kitさんで開催中の秋野ちひろさんの個展へ。 「AKINOCHIHIRO connect」 ![]() 秋野ちひろさんが叩いた真鍮のオブジェと異素材のアンティークパーツを繋いだネックレスを真ん中にして。想像して、作って、形と形を集めて、繋いで、形にしたもの。ブローチや立体も。 最近、立て続けにちこちゃんの個展を見逃していたのに、 まさかの京都で遭遇です! 引っ越したKitさんにもまだ行っていなかったので、 これ幸いと楽しみにしていました。 しかし、石の見学を終わって益富会館から足を延した13日は空振り。 新しいKitさんは2階建て。一階が展示やイベントなどのスペースで、 外階段で上がる2階が店舗です。 13日はなんとスタッフの方が急病で、一人では両方開けられない、 別な人を呼んでいるので到着次第開けます、と恐縮していました。 そういうことで14日出直しました。 私は朝から風土さんへ行って、由美子さんとおしゃべり(⇦またかい:笑) そこへ、ホホホ座へ行っていたともみ店長から電話が入り 「今日もスタッフが一人なので、来てくれたら1階を開けます」とのこと。 昨日は閉まっていた1階の扉が開いていました♪ (個展最終日だから絶対開けるよね!) そして一歩足を踏み入れてびっくり! 「せんせ~!」「有里ちゃん~」と感激の対面。 そこにいたのは黒ねこ事務所の有里ちゃんでした。 (せんせ~、と呼ばれるにはちょっとした訳が… 秘密ですが) 一足先に来ていた蛸の店長も「ああ、やっぱり」って。 そうそうスパイラルでの小原聖子さんの個展で会っていたのでした。 ![]() 急きょ、名刺交換をするふたり(クリックで⇧拡大します) 有里ちゃんは今朝着いたばかり。 「これからお仕事の打ち合わせなの」ってなんだかとても売れっ子のよう。 来年の2月に京都で「くまちゃん」の展示があるとのこと。 おお、楽しみだわね。また来る理由ができちゃった。ありがとう。 それから小一時間、3人でこれどう?あれどう?と 片っ端からちこちゃん作品を着けては鏡をみて、の繰り返し。 椹木さんの合わせたあちこちに点在するピンクの小物が効いてました。 やっと選んだ私の「connect」。面白いラッピング。 ![]() 包みを開けると気になっていた濃淡ピンクのフェルトに包まれていました。 ![]() これなら金属部分の「ちこ度」が高くて満足です。 着けるとこんな風になります。 ![]() ▲
by gongxifacai
| 2015-12-17 16:12
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京都2日目は、益富地学会館へ。 ここを知ったのは6月に富士宮の奇石博物館へ行った時のことを、 ブログに書くために調べ物をした時です。 奇石博物館はこちらの益富博士の力添えを得て 会館したとあったからです。 【益富地学会館】HPより 当会館は昭和48年に益富寿之助博士により、その前身である「日本地学研究会館」として創設され、平成3年に財団法人化され、名称も「益富地学会館」に変更されました。 こういうところは同好の士と来るのが一番!ということで 大阪への途中下車の旅・蛸の店長に声をかけたら「行く!」とのこと。 とりあえず先に着いたので入館。 ![]() 3階の展示室は土日祝日のみ一般公開(200円) なんかもう、すでに醸してますね~。わくわく ![]() 入り口の取っ手からしてアンモナイトです。 ![]() 受付して靴を脱いで3階へ(2階は会員専用の研究室らしい) 階段の踊り場から展示が始まってます。 「パン皮状溶岩」ってこれ天然記念物ですよ、あらまこんな無造作に。 ![]() オウムガイの化石。中世ジュラ紀。 ![]() 麺状溶岩。 ![]() 3階にはボランティアのおじさまがいて「ようこそ!」とお出迎え。 「石はお好きなんですか?」って、嫌いだったら来ないと思います:笑 でも謙虚に「見た目が好きなだけで知識は全くないんです」と予防線。 とある方が「そんなの常識」とい感じで説明されて、 なんだか上から目線の解説にちょっとね、と書かれていたので。 この日の当番の方はとてもいい方で、「お好きがいちばん」って、 さりげなくいろいろと解説してくれました。 こちらの展示室はパッと見はさえません(すみません、正直で) でもじっくり見ていると面白いんです。 実に様々なものがこれでもか、と展示されています。 「非常に珍しいと激賛されたイカの墨袋」という化石もありました。 説明がこれまたユニークで面白いです。 石が好きで好きでたまらないという益富翁が 薬局を経営しながら私財をつぎ込んで集めたコレクション。 益富翁は正倉院の薬石の鑑定などもされています。 結局のところ、小さいころからの好きが高じて ここまできちゃいました、とい人が大好きな私です。 こうして見学してみると、わが真鶴の遠藤貝類博物館の コレクションと設備と展示のあり方は とても洗練されていてすばらしいことを実感。 あの絵圖も美しいしね。 ![]() そのためには微力ながら今後もブログと口コミで取り上げ続けようと 決意を新たに地学会館を後にしました。 な~んちゃって。 (1階の売店は期待外れでした。工具は揃ってますが) ▲
by gongxifacai
| 2015-12-17 00:59
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お昼の後は、田中直染料店⇨金の羊⇨WALNUTと 五条・松原辺りを攻めるつもりでしたが、 李青さんですっかりモードが変わってしまいました。 やっぱりここまで来たら寺町だわとちょうど来たバスに乗り、 市役所前で降りたらバス停は御池通りまでは行かなくて、 二条通りの近く。 ここをそのまま入っていけばまっずぐADORNへの道。 ちょうどお店にすご~~い布の持ち主がいらしてて、 秘蔵の布を山のように見せていただく幸運に恵まれました。 (その写真はありません) インドネシアの絣(イカット)ってあまり興味がなかったのですが、 それは単に私がいいものを見たことがなかっただけ、と知りました。 40年ぐらい前に入手されたというスンバ島の布に圧倒され、 その方の知識と経験に思わずうなる… 「スンバ島」で検索したらこんなことやってたみたいです。 ![]() あら、残念。のような、でもまぁいいか。 お宝布、たくさん見せていただいたので。 資料もどっさり 中近東から東南アジア、南米、アフリカと 布の歴史のあるところの布がど~んと。 いちど全部広げて見たら壮観でしょうねぇと言ったら、 そんなことを企画するのはもう面倒だからとあっさり却下されました。 そして足は自然とギャラリー啓さんへ。 やっぱりオクソザックリ好き♪ ![]() 袖に別布。対馬みたいに見えるけど木綿だそうです。 ![]() ああ、この糸味、たまらん! ![]() この格子が織りではなくて染めだなんて。 ![]() 啓さんにおじゃまするのは5月以来、しかっもその時は企画展だったので、 普段のギャラリー啓さんに飢えていた私は写真を撮りまくる。 ![]() ギャラリー啓さんは布は当然ながら他の部分もステキなんです。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「今回は何が目的で来たの?」って聞かれたけど特にないんですよ。 すると啓さんたら、いろいろな個展のハガキを見せてくれて 「これどう?」とか「ここは?」とか どうしても何か見に行かせたいらしい:笑 で思い出して「そうそうKitさんで知り合いが個展してるの」って言ったら やっと安心してくれました。 お向かいに日々さんがオープンしたから行ってみてね、とダメ出し:笑 さらにお勧めの本を2冊教えてくれて、 ここに来るとほんとうに「今」見るべきものがよくわかる。 最近は欧米のお客さんが多いらしい。 HPも充実しているしね。 いつもぴかぴか輝いている啓さんと話していると元気になります! 再びADORNに戻って、石田さんとおしゃべり。 2軒のお店で約5時間、ほぼ立ちっぱなしで話し続ける。 もうこの後は「長竹」で決まりです。 今夜はちょっと日本酒気分かな。 ▲
by gongxifacai
| 2015-12-15 23:39
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河原町通りから角を曲がってこの風景が見えるとなんだか安心なのです。 ![]() もう間に合わないかと思った紅葉にも出合えました。ありがとう、 ![]() お昼はやっぱりビビンバ。見た目も麗しく… ![]() もちろん美味しくて… ![]() 木の実のお茶にしましたが、あれ味が変わった? ![]() と思ったのは私の勘違いで、こちらで木の実茶を頂くのは初めてでした。 ![]() 私が覚えていた味は経堂にあった李白の木の実のお茶でした。 今回、李青さんに伺いたかったわけの一つは、 閉店した経堂の李白のテーブルと椅子がこちらに来たと聞いたから。 お店のスタッフさんにお聞きするとこちらです、 と奥の一角を見せてくれました。 鄭さんが「李白の間」と名付けた空間にはテーブルと椅子だけでなく、 調度品もあって凝縮した「李白」がありました。 数か月前になりますが、経堂まで行ったので李白を見に行きました。 すると建物も環境もそのままに、寂しい気が漂っていました。 ふと見ると、奥の方に男の方がひとり佇んでいました。 もしかしたら私が勝手に「番頭さん」と呼んでいた方だったかもしれません。 なんだか見ていることを悟られてはいけないような気がして そっと立ち去りましたが、 人気のない庭でなにを思っていたのか気になりました。 「李白の間」は静かに雰囲気を楽しんでもらえる方なら 自由に座ってもよいとお聞きしたので、 次回はぜひあの椅子で、棗茶なんかをいただきたいなぁと思いつつ 私のセンチメンタル京都は続きます。 来年はこんな風に柿を吊るしてみたい。美しいなぁ。 ![]() ビビンバが少し変わったかなと思って昔の写真を探していたら、 初めて李青に行った日のブログを発見! 10年前だった… お店の外観も育っているんだなぁと感動。 (ビビンバは季節によって野菜が違うんだわ) ▲
by gongxifacai
| 2015-12-15 10:33
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2泊3日で京都へ行ってきました。 途中、大阪の親戚に行くという「蛸の枕」店長・ともみさんと合流しつつ、 お互い行きたいところ優先で別々だったり、ご飯を一緒に食べたり… センチメンタルジャーニー的3日間でした。 ***** ***** 京都に着いてまず向かったのがウサギノネドコ。 店内をじっくり観察してから、お隣のカフェへ。 この日から一日限定20個で「寒天石」という鉱物のような和菓子を いただけると知ってワクワクして駆けつけたのです。 ![]() 一目見たとき、あまりの美しさに感動。 でもよくよく考えたら、「寒天石」そのものが「寒天のような石」なので、 和菓子にしたら「当たり前」すぎるかも。 もっとゴツゴツして硬そうな岩のようで、 じつは和菓子だった、というほうが意外性があって面白いと思う。 合わせたのは珈琲。器も味も好みでした。 ![]() 超モダンな店内の様子はこちらで⇨店内の様子 なんだか落ち着かないので「洞窟の中のような空間」に収まりました。 ここは居心地がよいです。 ご飯は「カフェ飯」メニューだったので、よそでとることにしました。 どこへ行こうかな。気ままな一人旅。 ▲
by gongxifacai
| 2015-12-12 11:46
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石田紀佳さんから、日南市にある服部植物研究所のことを聞いたのは もうずいぶんと前のこと。 2009年から服部植物研究所公開のキュレーターとして とあるので、たぶんそのころにIIDでお聞きしたのだと思います。 公開されたら行ってみたいと思っていましたが、宮崎は未踏の地。 まして日南とは… ところが真鶴に引っ越して最初のお友だち・ちの&エースケ夫妻が こともあろうに日南へ移住したのです。 時満ちて、訪れることができました。 ![]() 入り口を入ると温和な笑顔の服部博士がお迎えしてくださいます。 ![]() HPのこちらの写真もダンディですよね。 ![]() 苔の資料などは私には余りに専門的すぎるので、見学したのは建物だけです。 でもそこは紀佳さん、ちゃんと演出してくださっています。 顕微鏡をのぞくと苔が観察できます。いっぱしの研究者気分を味わって:笑 ![]() テラリュウムで何種類かの苔も展示されています。 ![]() 販売されているハガキを額装してかざってあったり ![]() こちらは書庫。 ![]() 内装とリーフレットなどのデザインはさる山さん。 ![]() ああ、このドアノブ。 ![]() このコンセントカバー。 ![]() 二階へ上がる階段の途中の窓は麻の葉模様。 ![]() 資料室にあった木箱にはラベルがびっしりと ![]() 蓋を開けるとこんな小さな貝がたくさん。 ![]() 服部博士が日南海岸で拾ったものだそうです。 ![]() どこをとっても美しい空間 ![]() そしてこちらの本は1801年に出版された、コケ学の基礎となった書物 「Species Muscorum Frondosorum」 (ドイツのヨハネス・ヘドウィッグ 1730-1799による)を復元したもの。 西洋の製本技術ですが ![]() 中の紙は手漉き和紙です。 ![]() こんな絵はがきが欲しいと思ったら ![]() ちゃんとありました。しかも1枚150円という良心的なお値段 (和紙ではありませんが) ![]() もっと魅力的なのが服部新佐博士と研究員の方々による図を 竹紙に亜鉛活版印刷したハガキです。 ![]() 4種類あります。 ![]() こういうセンスのハガキが遠藤貝類博物館にあったらいいのになぁと 思うのですが、時間をかけてさり気なく提案してみたいと思います。 職員の方に「どうしてここを知ったのですか?」と聞かれたので、 紀佳さんのことをお話しすると、 みなさん「ああ紀佳さんのお知り合いですか」って 急に親しみを込めてくださって、 紀佳さんが愛されているのを感じました。 なにやら苔のようなものを持ち込んで鑑定を依頼していた方も。 ずらりと揃った資料を読みふけっていました。 ![]() 来年は服部博士の生誕100年に当たるので、 なにか特別な企画があるみたいです。 その時はぜひまたうかがいたいと思います。 紀佳さんが研究所のことをこちらに詳しく書かれています ⇩ ⇩ 「苔時間」「杉時間」 ▲
by gongxifacai
| 2014-09-17 22:11
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2月22日から2泊で京都へ行ってきました。 盛りだくさんな日々であれもこれも書こうと思いつつ日が過ぎて、 なんだか機を逸してしまいました。 ご一緒した手芸部・laylaさんがびっしと決めてくれたので、 下田さんの展覧会と佐川美術館のことはそちらに丸投げいたします。 ***** ***** 手仕事雑貨・風土のオーナー浦田由美子さんは、 フェルト作家さんでもあります。 毎年この時期に、バッグや小物のワークショップをされています。 今年は念願かなってワークショップに参加することができました。 というよりも、浦田さんのワークショップに合わせて京都の日程を決めました。 それで下田さんの展覧会が最終日に滑り込みとなった次第です。 ![]() 本日のテーマはルームシューズ。型紙と先生のお手本です。 ![]() 好きな色の原毛を選んで、左右の分に分けます。 今回は全体で100gですから、片方50gです。 それを裏表用にさらに半分に分けます。そしてさらに4分割。ガマの油売りのよう:笑 ![]() まずは型紙に沿って、片面から薄く原毛を置いていきます。 ![]() はじめは横向きにまんべんなく。 ![]() つぎに縦方向にまんべんなく。 型紙からあまりはみ出さないように、しかし縁はしっかりと。 さらに横⇨縦と4層に積み上げます(それで4分割したんですね) 全体の写真を撮る前にうっかり石鹸水をかけてしまいました。 ![]() ペットボトルのキャップに穴をあけて、薄い石鹸水をバシャバシャとかけます。 500mlの三分の二くらいでしょうか。 そうしたら、上からプチプチのシートをかけて、全体を押さえて そしてエイヤっと裏返します。 ![]() 型紙からこんなにはみ出ていますが、まぁ許容範囲だそうです。 周りを細かくギャザーを寄せるように折り曲げて、型紙にかぶせて形を整えます。 ![]() 裏側も同じようにして原毛を重ねて、石鹸水をかけてひっくり返し、 はみ出た部分を折り返します。 つまりこの時点では、型紙は中にはいったままなんですね。 それからまた石鹸水をかけて、やさしくこすります。 「猫の背中をなでるように、やさしく」と先生の分かりやすいアドバイス:笑 ![]() たてよこまんべんなくナデナデしたら、だんだん強くこすります。 それからひたすらこすり続けます。 しっかりフェルト化したら、履き口の部分に切り込みを入れます:ドキドキ ![]() 切り口を整えて ![]() 縁の部分がはみ出た分を折り返しているので、 分厚くなったところがゴロゴロしないように押し広げて 指で平らになるようこすっていきます。 切り口から型紙を取り出し、全体をひっくり返して中と外を逆転させます。 これからローリングしてサイズを縮めます。 まず塩ビ管を麺棒にしてビニールごと巻き込んでいきます。 ![]() ![]() ![]() 最後にタオルを巻き込んで ![]() 準備完了。 ![]() 手首から肘までを使い、体重をかけてゴロゴロ転がします。 まずは50回、巻きが緩んできたら巻き直しつつ。 けっこうな力仕事です。 広げて中身を裏返してまた50回ゴロゴロ。 さらに方向を変えて50回ずつ、あと100回の予定でしたが、 大きさを確かめるために一度試着をしてみたら、なんとすでにちょうど良いサイズに。 ![]() 私って力があるみたいです。「向いてますね」って先生におだてられ:笑 ![]() ぬるま湯で石鹸分を洗いながら、 ![]() 幅が大きかったので、横方向だけ縮めるようにモミモミ。 ![]() 3回お湯を替えて洗って、完成です。 ![]() 中にタオルを詰めて形を整え、乾けばできあがり。 ![]() この時点では⇧形が歪んでいますが、乾いたら⇩きれいになりました。 ![]() 午後1時から5時までの予定でしたが、間にこんな休憩をはさんでも ![]() 4時半には終わってしましました。 手芸部・記録班は間に合わず、 仕方なく作業中の見苦しい写真でのご報告となりました。 ああ、楽しかった。とっても好きです、この作業。 ゆめちゃん・チョコちゃんの毛でも作ってみたい。 3月9日にエノコロでボブちゃんのワークショップがあるので、 おさらいしておこうっと。 浦田さんは5月の倉敷と松本のクラフトフェアに出展されます。 2週続けての出展なので、これからしばらく作品つくりに励むとのこと。 5月って、お天気がいいと暑いんですよね~。 そんな時期にフェルトですから、 チャレンジャーだなぁと、いつも思います。 ▲
by gongxifacai
| 2014-03-03 10:10
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10月の京都はManbow氏の骨折入院という緊急事態で慌てて帰ったため、 なんだか不完全燃焼に終わりました。 退院早々に釣り旅行に出かけた本人に呆れつつ、 それなら私も自由の身!とばかりに2泊3日で京都へ。 今回は滋賀の佐川美術館・高麗美術館でのポジャギ展・下田直子さんの個展と 盛りだくさんの内容でブログに書きたいことも山積みなのですが、 3月は地元の仲間とワークショップ三昧の予定で、 しかも植物染めは私が担当となっているため、準備もいろいろあって ブログに手が付けられません。 ということで、ギャラリー啓さんのディスプレイの写真で しばしのご猶予を! ![]() 啓さんでは5月に「紅花染め」の展覧会をするそうです♪ ▲
by gongxifacai
| 2014-02-26 00:54
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